【61年ぶりに帰ってきた】アストン マーティンF1 新型AMR21発表 市販車にも「良い影響」

公開 : 2021.03.04 18:45

アストン マーティンF1チームが新マシンを発表。メルセデスAMGのPUを積み、最高峰の戦いに挑みます。

もくじ

AMGのハイブリッド・パワートレイン搭載
市販車のデザインと技術にも影響

AMGのハイブリッド・パワートレイン搭載

text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

アストン マーティンF1は、1960年以来のF1復帰に使用する新型マシン「AMR21」を発表した。

アストン マーティンは、同社のローレンス・ストロール会長が所有するレーシングポイントをリブランディングし、モータースポーツ界のトップカテゴリーに参入した。アストンは、同チームが将来のロードカー技術を導く「イノベーション・ラボ」としての役割を果たすとしている。

アストン マーティンAMR21
アストン マーティンAMR21    アストン マーティン

「わたしはこの日をとても長い間夢見てきました」とストロールは語る。

「わたしの最初の夢はF1チームを所有することでした。第二の夢は、アストン マーティン・ラゴンダの大株主になることでした。今日は、その2つの夢が合体した日なのです」

昨年のレーシングポイントRP20を改良した新型AMR21は、アストンのレーシンググリーンのカラーリングを採用し、メルセデスAMGのハイブリッド・パワーユニットを使用する。今年は4度のワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルがランス・ストロールとともにチームに加わった。

チームの運営は、1991年シーズンにジョーダンとして発足させたシルバーストーンの工場から継続する。約1万8000平方メートルの新しい施設を建設し、2022年に完成予定だ。

市販車のデザインと技術にも影響

アストンは、F1チームが将来のロードカー技術、特に近日発売予定のヴァルキリーやヴァルハラを含むミドエンジンのスポーツカーを牽引する役割を果たすだろうと語った。

CEOのトビアス・ムアーズは、F1チームについて次のように述べている。

アストン マーティンAMR21
アストン マーティンAMR21    アストン マーティン

「アストン マーティンのブランドや文化、そしてロードカーのデザインと技術に、広範囲にわたるポジティブな効果をもたらすでしょう」

「F1チームは、将来のアストン マーティンのロードカー技術とパフォーマンスを推進するためのダイナミックでエキサイティングなイノベーション・ラボとなり、今後数年間でわたし達のクルマを真に差別化することになるでしょう。アストン マーティンは常に美しいクルマを作ってきました。今、F1でアストン マーティンの新時代を始めるにあたり、より多くのイノベーションとパフォーマンスをもたらします」

アストンのモータースポーツにおける最大の成功はスポーツカーの耐久レースであったが、1959年と1960年の5つのグランプリにワークスDBR4で参戦したものの、ほとんど成功を収められなかった。2016年からはレッドブル・レーシングのスポンサーとしてF1に参加している。

レーシングポイントは、2018年シーズン中にフォース・インディアが経営破綻した際にストロールが資産を買い取ったことで結成された。昨年のサヒールGPでセルジオ・ペレスと驚きの勝利を収めたほか、ジョーダンとして4勝を挙げている。

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