【意外に使える?】ダイハツ・ハイゼット「軽トラ・オフィス」氷点下で体験してみた

公開 : 2021.03.09 21:25

気温氷点下の中、「妙高市モバイルワークステーション実証試験」向けにダイハツが開発したハイゼットを体験しました。

もくじ

妙高高原で体験、軽トラ・オフィス
ダイハツが実証実験をおこなう
意外に使える! でも……
ビジネスモデルになるか?

妙高高原で体験、軽トラ・オフィス

text:Kenji Momota(桃田健史)
editor:Taro Ueno(上野太朗)

「おぉー、実物はけっこう迫力あるな」

ここは、新潟県妙高(みょうこう)高原。上信越自動車のインターチェンジ近くにある、エネオスのガソリンスタンドだ。

ダイハツ・ハイゼット(妙高市モバイルワークステーション実証試験)
ダイハツ・ハイゼット(妙高市モバイルワークステーション実証試験)

筆者の目の前にあるのは、ダイハツの軽トラのハイゼット・トラックなのだが、荷台にはアルミパネルのような大きな箱が載っている。

このガソリンスタンドのオーナーで、株式会社コバネン代表取締役の小林隆浩氏は「ご予約は明日朝8時ですが、いまお時間があるなら、車両説明とレンタル契約書の記入を先にしておきましょう」と、声がけしてくれた。
 
この車両は、「妙高市モバイルワークステーション実証試験」向けにダイハツが独自開発したもの。

2021年1月12日から3月31日までの約2か月半、ニコニコレンタカーを通じて誰でも借りることができる。こちらがニコニコレンタカー妙高高原店も兼ねており、車両の受け渡しもする。 

小林氏は、手慣れた感じでボックスの助手席側にあるノブを操作し、ボックスの側面を押し上げると、ボックス上部も一緒に大きく開き、ボックスの中から対面式の椅子と机が姿を現した。

なるほど、ダイハツが公開している資料で見た時のイメージより、実物はしっかりしたつくりで、空間も広そうだ。

ダイハツが実証実験をおこなう

「この棒で、もう少し上まで押して頂き、完全にハッチを開いて頂き、あと、備品のモニターやブルー・トゥース・スピーカーはこちらで。ポータブルバッテリーは明日の朝、積みます。それからワイファイ・ルーターは助手席に置いてあります」と、小林氏が説明を続けた。

この日は、妙高高原から日本海側に下り、えちごトキめき鉄道・新井駅近くのホテルに宿泊した。
 
翌朝、気温は低めだが市街地では雪は降っていない。だが、妙高高原に向かっていくと途中から路面は完全に雪で覆われ、きのうのガソリンスタンドに着くとスタンド敷地内にも数cmの積雪があり、小林氏は大型の除雪車を操っていた。
 
店内に入ると、税所賢伍(さいしょけんご)氏が待っていた。

ダイハツ・ハイゼット(妙高市モバイルワークステーション実証試験)
ダイハツ・ハイゼット(妙高市モバイルワークステーション実証試験)

ダイハツのコーポレート統括本部・新規事業戦略室の方で、この実証のためにすでに数か月間、平日は妙高高原を拠点に活動しているという。

ダイハツが本事業をおこなう理由については、すでにダイハツ本社広報部を通じて情報を得ていたが、地元での実証に対する雰囲気など肌感覚を、税所氏からお聞きした。

そして、体験するおすすめスポットを聞くと、ガソリンスタンドからクルマで15分ほどの妙高杉ノ原スキー場まで、先導していただけることになった。

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