【小型SUVもEVに】アウディQ4 eトロン/Q4スポーツバックeトロン 2種の容量/3種の駆動方式

公開 : 2021.04.20 17:15  更新 : 2021.11.11 13:19

アウディQ4 eトロン/Q4スポーツバックeトロンが世界公開されました。35 eトロン/40 eトロン/50 eトロン・クワトロが名を連ねます。

電動化攻勢を継続的に推進

text:Taro Ueno(上野太朗)

2021年4月14日、アウディは電気自動車第3弾となるアウディQ4 eトロンを世界初公開した。

アウディQ4 eトロンは、アウディがコンパクトセグメントに導入する初の電気自動車だ。

アウディQ4 eトロン
アウディQ4 eトロン    アウディ

「このニューモデルにより、アウディは電動化攻勢を継続的に推進します」とコメントする。

2種類の容量と3種類の駆動方式

急成長を遂げているコンパクトSUVセグメントへのアウディQ4 eトロン導入は、アウディ・ブランドにとって、電動化攻勢のさらに重要なステップとなるという。

SUVモデルのアウディeトロンおよびアウディeトロン・スポーツバック、アウディeトロンGTに続く、アウディのEV第3弾という位置づけだ。

アウディQ4 eトロンのモデルラインナップは、2種類のバッテリー容量と3種類の駆動バージョンが用意されている。
アウディQ4 eトロンのモデルラインナップは、2種類のバッテリー容量と3種類の駆動バージョンが用意されている。    アウディ

アウディはQ4 eトロンについて、日常ユースに適した様々な用途に対応するオールラウンダーと説明。

モデルラインナップは、2種類のバッテリー容量と3種類の駆動バージョンが用意されている。

Q4 35 eトロンは、52kWhのコンパクトなバッテリーを搭載する一方で、Q4 40 eトロンは、77kWhのバッテリーを搭載。

最上位のモデルQ4 50 eトロン・クワトロは、4輪駆動システムを搭載して、220kW(299ps)の最高出力を発生する。

全モデルともに長い航続距離を誇り、理想的な条件下において、約10分の充電で約130km(WLTP)を走行することが可能。eトロン充電サービスを利用すれば充電も簡単だという。

例えば、後輪駆動のQ4 40 eトロンは、WLTPサイクルで、最大520kmの航続距離を達成したとのこと。

2021年6月にヨーロッパで発売予定である。

本国発表では著名人が登壇

アウディAGのCEOマルクス・ドゥスマン、そしてセールスおよびマーケティング担当取締役ヒルデガルト・ヴォートマンが、俳優のレジ=ジーン・ペイジ、映画監督/俳優兼活動家のオリヴィア・ワイルド、アスリートのアンナ・ガッサーおよびマライカ・ミハンボとともに、コンパクト電動SUVであるアウディQ4 eトロンを紹介。

さらに、デザイン部門の責任者マーク・リヒテ、アウディ・ブランドのシニアバイスプレジデントであるヘンリック・ヴェンダースが、このモデルのハイライトに焦点を当てて詳細を解説。このモデルがいかにブランドにとって重要であるかを説明した。

アウディQ4 eトロンのワールドプレミアの様子。
アウディQ4 eトロンのワールドプレミアの様子。    アウディ

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