【運転支援も充実か】新型フォルクスワーゲン・ポロGTI イメージ画像公開 デザイン刷新

公開 : 2021.05.11 18:25

フォルクスワーゲン・ポロGTIの改良型が6月にデビューします。装備の充実化やシステムが強化されます。

使えるホットハッチ

text:Jack Warrick(ジャック・ウォリック)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

先日発表されたポロのマイナーチェンジに続き、フォルクスワーゲンは6月の正式デビューに先駆けて、ホットなポロGTIのプレビューを公開した。

このスケッチ画像は、フォルクスワーゲンが毎年開催しているヴェルター湖でのGTIミーティング「ヴェルターゼー」を前に公開されたものだ。このイベントは5月12日から15日まで開催される予定だったが、パンデミックの影響で2年連続で中止された。

公開されたポロGTIのイメージスケッチ
公開されたポロGTIのイメージスケッチ    フォルクスワーゲン

画像を見ると、新型ポロGTIは新形状のグリルにLEDライトが配置された、よりシャープなデザインになることがわかる。

フォルクスワーゲンによれば、「卓越したドライビング・ダイナミクスと日常的な使い勝手の組み合わせ」を実現し、「純粋なダイナミズムと表現力豊かなデザイン」を体現しているとのこと。

運転支援システム標準装備か

新型ポロGTIは、改良を受けた標準モデルとともに登場する。欧州ではゴルフのラインナップと同様に、ライフ、スタイル、Rラインの各モデルが用意される。

LEDヘッドライトが標準装備されるほか、テールゲートのデザインが変更され、新要素「IQライト」が採用される。

標準モデルのポロは4月にマイナーチェンジが発表された。
標準モデルのポロは4月にマイナーチェンジが発表された。

また、新型ポロには、「トラベル・アシスト」やレベル2の半自動運転機能など、複数の運転支援システムが搭載されることも明らかになった。ポロの最上位モデルであるポロGTIにも、これらの機能が標準装備されることが期待される。

最新のインフォテインメント・システムであるMIB3もゴルフから引き継がれ、エアコン操作用のタッチセンサー式スライダーも採用される。

先代のポロGTIは、最高出力203psを発揮する2.0Lのターボチャージャー付きガソリンエンジンを搭載していたが、後期モデルでは210psを発揮する。トランスミッションにはデュアルクラッチ(DSG)を採用している。

新型車の仕様詳細は、6月末に発表される予定だ。

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