【性能が求められる理由とは】最高のセーフティカー 20選 忘れてはいけない車両も

公開 : 2021.07.10 06:05  更新 : 2021.07.12 18:38

ホンダシビック・タイプR

ホンダは、マン島TTレースと長い付き合いがあるが、レース中のドクター移動への車両提供も長い歴史を持っている。TTのコースは60kmと広いため、8台ものシビック・タイプRがコース上に配置され、CBR1000RRファイアーブレードに乗ったマーシャルがそれをサポートする。

マン島TTでは、現行のシビック・タイプRのほかにも、マン島の警察でも人気の高いアコード・タイプRなどの高速ホンダ車が使用されている。

ホンダ・シビック・タイプR
ホンダ・シビック・タイプR

ジャガー

特に英国のシルバーストーン・サーキットでは、ジャガーがセーフティカーとして使用されてきた長い伝統がある。その起源は、シリーズ1のXJにまで遡る。XJはレース集団に追従して勢いよく走ることができた。

後年、複数のXJも同様の用途のために改造され、消防設備を搭載するためにリアシートが取り外された。ジャガーはシルバーストーンで使用されたSタイプRも供給しており、ジャガーXJ 12とXJ Rはスラスト・ランド・スピード・レコード・チームに使用された。

ジャガーSタイプR
ジャガーSタイプR

ランボルギーニカウンタック

モナコがジェットセット・ライフスタイル(世界中を飛び回る生活)の中心地であることに疑問を感じていた人は、公国のグランプリでコースカーとして使用されたランボルギーニ・カウンタックを見て納得したはずだ。

モナコGPがF1レースの宝石であることを誰もが疑わないようにするため、1981年から1983年にかけてカウンタックがセーフティカーとして数台用意された。

ランボルギーニ・カウンタック
ランボルギーニ・カウンタック

1981年には、少なくとも3台のランボルギーニが使用され、赤、青、金色で仕上げられ、すべてリアエンジンデッキにライトバーが取り付けられていた。1982年には、赤、白、黄色のマシンが使用された。

どの年にも、レースディレクターは、カウンタックの小さな窓の開口部から背後のレースドライバーに旗を振るという難しい仕事をしていた。

レクサスRC F

オーストラリアのファンがV8スーパーカー・シリーズで国産車を愛していることを考えると、レクサスRC Fをセーフティカーとして選ぶことには議論の余地があった。しかし、RC Fは最高出力476psの5.0L V8を搭載しており、その性能は十分だった。

派手なペイントやルーフに取り付けられたライトバーに加え、レース用のシートやハーネス、ロールケージなどが装着されていた。

レクサスRC F
レクサスRC F

また、レクサスはコースカーとしてGS 350 Fスポーツを、メディカルカーとしてIS 350 Fスポーツを供給した。3台とも、サーキットでの高速走行に対応するため、サーキット用のタイヤを装着している。

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