【インテグラやカウンタックの名も】最近ブーム? ブランク経て復活した名車10選

公開 : 2021.08.20 05:45  更新 : 2021.10.09 23:41

復活その4 ランドローバーディフェンダー

続いて紹介するのも復活によって、大きく商品価値をアップしたモデルだ。

それがランドローバーの「ディフェンダー」である。

ランドローバー・ディフェンダー90
ランドローバー・ディフェンダー90

1948年に初代モデルが登場して、ランドローバーのブランド名のルーツになったタフなオフロード車だ。

「ディフェンダー」はイギリス軍に採用されるなど、本格的な悪路走破性を誇ったが、街中で使うには武骨すぎた。

しかし、2019年に4年ぶりとなる復活を遂げた最新「ディフェンダー」は、アッと驚くスマートなデザインと、たしかな悪路走破性、そして今どきの実用性を備えていたのだ。

当然、旧モデルとは段違いのビジネス的な成功を納めることだろう。

復活その5 ジープ・ワゴニア

実はアメリカでは、最近、古いSUVの復活が続いている。

その1つがジープの「ワゴニア」だ。

ジープ・グランドワゴニア・コンセプト
ジープ・グランドワゴニア・コンセプト    ジープ

1962年に登場した初代「ワゴニア」は、画期的であった。

4WDのSUVでありながら、乗用車風のルックスと快適性、利便性をも備えたいたからだ。

つまり、現在のラグジュアリー系SUVの元祖といえるだろう。

その「ワゴニア」の新型モデルが、2021年3月に発表された。1991年の生産終了から30年ぶりの復活だ。

新世代の「ワゴニア」は、5.7LのV8エンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを装備。モダンなルックスと、最新のメカニズムを携えての復活となった。

復活その6 GMハマーEV

続いての復活モデルが、GMの「ハマーEV」だ。

「ハマー」は、軍用4WD車の民生向けとして始まり、2010年まで3世代にわたって人気を集めた。

GMハマーEV
GMハマーEV    GM

軍用がルーツなだけあって、強面なルックスが特徴だ。

その伝統の強面ルックスを保ったまま、今風のEVとして復活するのが「ハマーEV」となる。

2021年4月に予約をスタートし、2023年よりデリバリーされるという。GMによる汎用EVプラットフォーム「アルティウム」を使っている。

復活その7 フォードブロンコ

最後のアメリカンSUVの復活モデルが、フォードの「ブロンコ」だ。

2021年6月より生産が開始されており、25年ぶりの復活となる。

フォード・ブロンコ
フォード・ブロンコ

「ブロンコ」は、ジープのライバルとして生まれた本格的なオフローダーだ。

新世代の「ブロンコ」もラダーフレームを持つオフローダーというキャラクターを継承する。

エンジンは2.3Lの直列4気筒ターボと、2.7LのV6。2ドア仕様だけでなく、4ドア仕様も用意されているのが特徴だ。

記事に関わった人々

  • 鈴木ケンイチ

    Kenichi Suzuki

    1966年生まれ。中学時代は自転車、学生時代はオートバイにのめり込み、アルバイトはバイク便。一般誌/音楽誌でライターになった後も、やはり乗り物好きの本性は変わらず、気づけば自動車関連の仕事が中心に。30代はサーキット走行にのめり込み、ワンメイクレースにも参戦。愛車はマツダ・ロードスター。今の趣味はロードバイクと楽器演奏(ベース)。

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