【よりマイルドな兄弟】ヒュンダイi30ファストバック N パフォーマンスへ試乗 小変更

公開 : 2021.09.22 08:25  更新 : 2021.10.15 13:25

ハッチバックとは別モデルのよう

興味深いのが、ファストバックとハッチバックとで、i30 N パフォーマンスが別のモデルかのように感じられること。クルマの目指す方向性や走りの特徴は近いところにあるが、実際に運転してみると大きな違いを体感できる。

ドライバーの気分次第で、かなりハードコアな走りからリラックスした巡航走行まで、幅広く叶えてくれるのがファストバック・ボディのNだ。この特性には、試乗車に載っていたデュアルクラッチATが良く似合っていると思う。

ヒュンダイi30ファストバック N パフォーマンス2.0T-GDI DCT(英国仕様)
ヒュンダイi30ファストバック N パフォーマンス2.0T-GDI DCT(英国仕様)

ヒュンダイi30ファストバック N パフォーマンス2.0T-GDI DCT(英国仕様)のスペック

英国価格:3万6445ポンド(546万円)
全長:4455mm(標準i30)
全幅:1795mm(標準i30)
全高:1425mm(標準i30)
最高速度:249km/h
0-100km/h加速:5.4秒
燃費:−
CO2排出量:−
車両重量:1474kg
パワートレイン:直列4気筒1998ccターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:280ps/6000rpm
最大トルク:39.8kg-m/2100-4700rpm
ギアボックス:8速デュアルクラッチ・オートマティック

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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