1955年式シボレーを毎日乗り回す英国紳士 19歳の頃から探し続けて数週間前に購入 スモールブロックはコスパ良好?
公開 : 2026.06.18 17:25
英国在住のエリオット・フロリオさんは最近、長らく探し求めてきた1955年式シボレーをついに入手。改造されたスーパーチャージャー付きスモールブロックV8は、フォード・フォーカスよりも扱いやすいようです。
英国を駆けまわるクラシックなアメ車
英国在住のエリオット・フロリオさんは、スーパーチャージャー付きの1955年式シボレー350セダン(2ドア)を手に入れるまで、かなり長い間待ち続けていた。
「永遠にも感じられるほど、ずっと探していたんです」と彼は言う。「実のところ、19歳の頃からです。ついに数週間前、オーナーズクラブのメンバーからこの1台を買いました。彼が売り出すのを何か月も待っていました。彼はすでに手を加えていましたが、ついにわたしの手元に来たんです」

取材の1時間ほど前、筆者はプライマーグレーに塗装されたその古いシボレーをA3幹線道路沿いに追いかけていた。カーミーティングに向かうのではないかと思ったからだ。出口で減速した時のブレーキの効きには感心したが、その後、マフラーから低い轟音を響かせて姿を消してしまった。そして今、また筆者の前に現れたのだ。
「道を間違えたんですよ」とエリオットさんは説明する。
「ええ、ブレーキはいいでしょう? 本来ならドラムブレーキのはずですが、ディスクに交換してあって、おかげで本当にすぐに止まります。古いシボレーはドラッグレーサーに人気なので、フロントエンドは74年型カマロの強化版、リアアクスルは72年型カマロのもの、そして4速マニュアル・トランスミッションを搭載しています」
「スーパーチャージャー付きのスモールブロック、350立方インチ(5735cc)V8エンジンは400psを発生し、力強い走りを見せてくれます」
スペアパーツは豊富で入手も簡単
幹線道路で初めて見た時、もう1つ印象に残ったのは、このシボレーが持つ不気味で屈み込んだような外観で、昔の米国のマッスルカーに典型的なものだ。
「これは1971年の映画『断絶(原題:Two-Lane Blacktop)』に登場するクルマのレプリカです。映画では、55年型シボレー150のドラッグカーを駆る2人のストリートレーサーが、地元の連中にレースを挑むんですよ。わたしのクルマは油圧ブレーキと油圧ステアリングを備えていますが、劇中車にはおそらくついていなかったでしょうね。それでも、雨の日は同じくらい手に負えないし、リアが少し不安定になりやすいんです」

プライマーグレーの塗装は見た目も手触りも少し粗いが、錆はない。
「下回りも問題ありません。残念ながら、フロントのインナーフェンダーが切り取られているため、今日のような雨の日にはエンジンルームに水が浸入してしまいます。ですが、その分、作業スペースは広々としています」
「スペアパーツのほとんどは簡単に手に入りますよ。すべてネットで購入できます。1955年のシボレーのパーツだけを扱うサイトさえありますから。55年型と57年型は今でも非常に人気が高い。みんなあのフォルムが好きなんです。探しているものが見つからない場合、オーナーたちは代わりにカマロのパーツを流用します」














