【電動化へ大きな一歩】スバル・ソルテラ 新たなティーザー画像公開 デザインが少しずつ明らかに

公開 : 2021.09.01 19:25

スバル初のEV、ソルテラの新たなティーザー画像が公開されました。フォレスターとほぼ同サイズのSUVです。

自然との共生を深める

執筆:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
翻訳:Takuya Hayashi(林 汰久也)

スバル初のEVは、トヨタと共同開発した新しいEVプラットフォームを採用するSUVで、名前は「ソルテラ(Solterra)」に決定している。

2022年の発売を予定しているソルテラは、先日公開されたトヨタのコンセプトカー「bZ4X」の兄弟車となる。この2台は、両社のパートナーシップの一環として共同開発されている。

スバル・ソルテラのティーザー画像
スバル・ソルテラのティーザー画像    スバル

スバルによると、ソルテラという車名は、ラテン語で太陽と地球を意味する言葉を融合させた造語で、「母なる自然に感謝し、自然との共生をより一層深めていく」ために選ばれたという。以前、「エボルティス」という商標登録が話題になっていたが、今回の新型車とは無関係だったようだ。

トヨタとプラットフォーム共有

ソルテラは、既存の内燃機関を搭載したフォレスターと同程度のサイズになる。スバルがトヨタと提携して開発したEVプラットフォーム「e-TNGA」が採用される。

e-TNGAはさまざまなサイズの車両に対応でき、両軸にモーターを搭載することで、前輪、後輪、4輪駆動を実現できる。また、複数のバッテリーサイズにも対応している。トヨタは、このe-TNGAプラットフォームで6台のEVを開発する予定だ。

スバル・ソルテラのティーザー画像
スバル・ソルテラのティーザー画像    スバル

スバルは、プラットフォームを共有すること以外の詳細を明らかにしていない。

ソルテラの導入は、スバルの電動化計画の大きな一歩となる。スバルは最近、フォレスター、インプレッサ、XVにマイルド・ハイブリッドを導入した。2030年までに全世界の販売台数の少なくとも40%をEVまたはハイブリッド車にすることを目標としている。

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