【最も速く強力なGT】ベントレー・コンチネンタルGT スピード・コンバーチブルへ試乗 前編

公開 : 2021.09.26 08:25

タイトコーナーへ一層鋭く侵入できる

ボディスタイルは、2ドア4シーターのクーペか、コンバーチブルから選べる。今回試乗したのは、コンバーチブルとなった。

AUTOCARでは、GT スピード・クーペにシルバーストーン・サーキットで一度試乗している。素晴らしいハンドリングのバランスと、引き上げられた俊敏性に強く感銘を受けている。だが今回は一般道だから、前回のように限界領域までは迫れない。

ベントレー・コンチネンタルGT スピード・コンバーチブル(欧州仕様)
ベントレー・コンチネンタルGT スピード・コンバーチブル(欧州仕様)

それでもクーペと同様に、コーナーリングの積極性と、アクセルオンでのバランスを確認することはできた。さらに今回は、より穏やかな速度域でオープンドライブを堪能できてもいる。

コンチネンタルGT スピードは、コンバーチブルでも、タイトなコーナーへ一層鋭く侵入していける。従来のコンチネンタルGT以上にシャシーバランスに優れ、パワーを掛けながら意欲的に脱出していける。

一方で、クーペより重く剛性の低いコンバーチブルは、限界領域がより手前側にある。ドライビングモードをスポーツに引き上げ積極的な運転を試みても、GT スピード・クーペと同じ水準では、ダイナミックな操縦性を体感することはできないようだ。

クーペなら、アクセルペダルのオンオフでコーナリング姿勢やラインを調整できる。そこから、出口めがけて突進できる。だが、巨大なフロントノーズを同様にコーナーへ巻き込んでいくことは、コンバーチブルでは難しい。

この続きは後編にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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