【バスコンで車中泊】全高3m級 豪華キャンピングカーは、車内も荷室も広々

公開 : 2021.10.21 19:25

2000万円を超えるキャンピングカーを撮影。全長7m級のバスコンバージョンは、クルーザーのような車内でした。こんなベッドで朝を迎えてみたいです。

に、2千万円 トイファクトリー・セブンシーズ

さいたまスーパーアリーナにて開催された「アソモビ2021」に、キャンピングカー専門店のトイファクトリーが出展。

展示テーマは“6wheels traveler で旅する日本”で、これは4輪(クルマ)+2輪(バイシクル)=6輪でトラベルを楽しむという、トイファクトリーが提案する新しい旅のスタイルだった。

トイファクトリー・セブンシーズは、全長6990×全幅2280×全高2790mm。展示車の価格は2232万2190円。その豪華な車内に入ってみよう。
トイファクトリー・セブンシーズは、全長6990×全幅2280×全高2790mm。展示車の価格は2232万2190円。その豪華な車内に入ってみよう。    AUTOCAR JAPAN編集部

キャンピングカーの周囲や荷室に、車載に適した小径自転車やe-Bikeが置かれ、トイファクトリーのブースは“日本を遊び尽くす楽しいイメージ”で構成されていた。

展示車両のなかで注目したのは、全長6990×全幅2280×全高2790mmというサイズを誇るSeven Seas(セブンシーズ)だ。

ベース車はトヨタ・コースター・ロングボディ(Toy-Factory専用特別車両:トヨタセーフティセンス付き)で、排気量4.0Lのディーゼルエンジンを搭載。後輪駆動の6AT仕様で、8ナンバー登録となる。

税込価格は2047万円~で、ベージュメタリック塗装、アルミホイール、サイドオーニング(4m)、フロントマルチシェード、レカロシートが装着された展示車の税込価格は2232万2190円。

2007年6月1日以前に普通免許を取得した方なら普通免許で運転でき、車検はトイファクトリーにオーダーしても、トヨタ・ディーラーにお願いしても大丈夫なので、気軽に通すことができる。

ハイエンド・クルーザーのような内装

ビッグサイズなセブンシーズは、乗車定員6名/就寝定員5名というスペックだが、「キャンピングカーを3~4台乗り継いできた方から、初めてキャンピングカーをご購入される方までユーザーさんはさまざまです。子育てがひと段落したご夫婦が長期の旅にご利用されるケースも多いです」と、トイファクトリーのスタッフは教えてくれた。

「お二人でお休みになるのであれば、リビングにベッドを展開するスリープモードにすることなく、車体後部にあるキングサイズのコンフォート・ベットルームをそのまま使っていただけます」

車体後部にあるキングサイズのベッドルーム。天井ファンやパワーヒーター吹出し口も備え、通年を通して快適に過ごせる。
車体後部にあるキングサイズのベッドルーム。天井ファンやパワーヒーター吹出し口も備え、通年を通して快適に過ごせる。    AUTOCAR JAPAN編集部

また、「ボディの見切りがいいので、運転はしやすいです。とはいえ、このサイズなので、お出かけした先での移動手段として自転車を活用していただくことをご提案しています」とのこと。

その話を受けてリアエンドにあるコンフォート・ベットルームを確認したら、快適な安眠を約束する2060×2040mmサイズのベッドが存在していた。

外洋クルーザーのキャビンを思わせる、清潔な白を基調とした落ち着きのある室内空間は居心地がよかったので、そのまま車内に残っていたかったことをお伝えしておく。

さて、このボディサイズ/価格帯になると、輸入大型キャンピングカーもライバルとなる。そこで同社スタッフに、ユーザーに選ばれる理由についても伺ってみた。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

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