日産リーフ初めての車検 購入後3年/2万3000km走行 いいところ、悪いところ

公開 : 2021.12.09 05:45

筆者が日産リーフを購入して初めての車検。購入後3年/2万3000km使用したリーフのリアルを紹介します。

日産リーフ初めての車検

私事で恐縮ではあるが、愛車のリーフ(2代目)が先日初めての車検を迎えた。

つまり購入から3年が経過したというワケであるが、世界的に自動車の電動化が叫ばれる昨今、実際に所有してみたユーザー目線でこの3年を振り返ってみたい。

筆者の日産リーフ
筆者の日産リーフ    小鮒康一

そもそも3年前にリーフを購入したのは、来るべき環境問題に備えて……というような崇高な意識からではなく、ただ単にモーター駆動の乗り物の楽しさに目覚めてしまっていたからだった。

実はリーフに乗り換える前は、同じく日産のノートeパワーに乗っており、100%モーター駆動による俊敏さやシームレスな加速感に感動を覚えていたため、純EVであるリーフに食指が動いたというワケである。

実は筆者は自宅で電気自動車を充電できる環境がないのだが、当時は日産の充電会員が月額2000円で充電し放題、というプランを打ち出しており(現在は終了)、自宅近くに日産ディーラーがあることからも充電問題は何とかなるだろうと思って購入を決意したのだった。

また、幸いにも筆者は他にも内燃機関を搭載した車両を保有していたため、長距離移動が必要な際はそちらの車両を使用し、リーフは専ら近距離移動のお供としての使用方法を想定していた。

購入当時、間もなく大容量バッテリーを搭載するモデルが登場するという話は出ていたが、自宅で充電できない環境ということもあって40kWhバッテリーを搭載するモデルを選択。

グレードは運転支援システムの「プロパイロット」や17インチアルミホイールが標準装備となる特別仕様車「X 10万台記念車」とした(現在の「X Vセレクション」に近い装備内容)。

コスパは? 3年間使用して

購入から3年間実際に使用してみたが、モーター駆動によるゼロ発進からの圧倒的なトルクは今でも気持ちよさを感じさせてくれるし、ブレーキペダルを踏むことなく車速をコントロールすることができる「eペダル」にも慣れてしまった今では、わざわざブレーキを踏まなければならない普通のクルマが煩わしく感じるほど。

多くの人が気になるであろう航続距離は、およそ70%の充電状態で200km弱といったところで、安心して移動できる距離は150km程度。

筆者の日産リーフ
筆者の日産リーフ    小鮒康一

これが長いか短いかは人それぞれだと思うが、筆者はもともとリーフで長距離を移動することは考慮しておらず、この航続距離の範囲で往復できる距離で運用しているため、とくに不満を覚えることもない。

また充電に関しても、専用のアプリ(Nissan Connect EV)を活用すればリアルタイムで急速充電器の空き状況が確認できるし、30分間の充電時間もメールやSNSのチェックなどをしていればあっという間に過ぎてしまうから、ストレスを感じたこともないのである。

現時点でおよそ2万3000kmを走破し、充電のほとんどすべて(法定点検時などはディーラーで普通充電をしてもらっている)を急速充電でまかなっているが、メーター上でのバッテリー容量は一切減っておらず、あっという間にバッテリーが劣化した初代モデルとは明らかに違うと感じさせてくれる。

ちなみに筆者はバッテリー残量が30%を切った辺りで充電をし、80%前後まで急速充電をするという充電パターンで運用している。

これが正しいとはいわないが、運用方法の参考になれば幸いだ。

なお、コスト面ではこの3年で支払った充電会員費は7万2000円となるが、この額でガソリンを購入したとすると、リッター150円計算で480Lとなる。

もし、20km/L走る車両だったとしても9600kmしか走れない計算になるので、圧倒的に低コストだったといえるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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