ダイハツ新型「アトレー」、なぜ好調? アウトドアニーズに着目 目標の8倍受注

公開 : 2022.02.02 21:15

アトレー・デッキバンとは

ハイゼット・カーゴで好評の「デッキバン」が、アトレーに新設定されたことも注目すべきポイント。

「ハイゼット・デッキバンG(充実装備)」「ハイゼット・デッキバンL(シンプル装備)」「アトレー・デッキバン」という3つのグレードから選べる。

ダイハツ・アトレー・デッキバンのエントリーモデル(191万4000円)
ダイハツ・アトレー・デッキバンのエントリーモデル(191万4000円)    AUTOCAR JAPAN編集部

アトレー・デッキバンは、アトレーならではの快適装備・質感にこだわった内外装デザインはそのままに、タフユースに応えるオープンデッキを備え、ターボエンジンによる力強い走りで幅広いレジャーニーズに対応する。

技術面では、新型アトレーは、商用車初のDNGAモデルとしてプラットフォームを一新し、新開発のFR用CVTを採用した。

燃費・静粛性・発進性などがレベルアップし、ボディ剛性も高く、足まわりも進化しているという。

一方で、買いやすさから人気がつづく軽キャン市場では、商用車ベースの軽キャンピングカーについて、走行性能・快適性の不満が聞こえるときがある。

乗用車のような乗り味・機能を望むユーザーには、遠出やキャンプの相棒として、新型アトレーに注目が集まるのも頷ける。

フルモデルチェンジされたアトレーの価格は、156万2000円(2WD)~182万6000円(4WD)。

アトレー・デッキバンの価格は、191万4000円(2WD)~206万8000円(4WD)。

アウトドアブームを支える新モデルとして、どのような使われ方をしていくか追いかけていきたい。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」
  • 執筆 / 撮影

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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