キャンピングカー用「240回払」オートローンが誕生したワケ ターゲットや金利は?

公開 : 2022.02.28 05:45  更新 : 2022.09.17 09:33

イベントでは半数以上が利用

では、そんな240回払クレジットは、どのようなユーザーに使われているのだろうか。

「2月に開催された『ジャパンキャンピングカーショー2022』でいえば、240回クレジットの利用者は、若い方が多かったように思えます。ローン利用者のうち、6割弱が240回を利用しています」と日本RV協会の担当者。

フィアット・デュカト
フィアットデュカト    フィアット

狙いどおりに、若い世代に支持を得られている様子だ。

また、2月の『ジャパンキャンピングカーショー2022』においては、FCAジャパンよりフィアット・プロフェッショナルの「デュカト」の日本正式導入が発表されている。

これはキャンピングカーのベース車両としての導入だ。

つまり、FCAのディーラーから、キャンピングカーの架装法人への販売がメインとなる。

価格は架装前の素のクルマで469万円。

これまで「デュカト」をベースにしたキャンピングカーが日本でも販売されていたが、そのほとんどが海外で作られた車両の輸入販売であった。

国内での架装の扉が開かれたことで、「デュカト」をベースにしたキャンピングカーの人気が高まることは間違いない。

また、「デュカト」の全長はショートで5.4m、ロングで約6mにもなる。

つまり「デュカト」ベースのキャンピングカーは大型で、価格もそれなりに高い。

ある意味、240回もの長期クレジットの利用が多く見込める車両ではないだろうか。

240回クレジットに、「デュカト」の日本導入。キャンピングカーの人気は、さらに高まりそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    鈴木ケンイチ

    Kenichi Suzuki

    1966年生まれ。中学時代は自転車、学生時代はオートバイにのめり込み、アルバイトはバイク便。一般誌/音楽誌でライターになった後も、やはり乗り物好きの本性は変わらず、気づけば自動車関連の仕事が中心に。30代はサーキット走行にのめり込み、ワンメイクレースにも参戦。愛車はマツダ・ロードスター。今の趣味はロードバイクと楽器演奏(ベース)。

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