日産キックス リコール届出 アクスルボルトが緩むおそれ 約4700台対象

公開 : 2022.06.10 06:45

日産は、キックス計4736台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。

走行装置(アクスルボルト)の不具合

日産は、2022年6月9日付で、キックス(2020年5月18日~2021年11月1日製造)計4736台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、後輪のアクスルにおいて、ハブを固定するアクスルボルトの締結作業が不適切なため、走行振動などによりボルトが緩み、構成部品がガタつき異音が発生するおそれがある。

日産キックス(2020年5月18日~2021年11月1日製造)が対象
日産キックス(2020年5月18日~2021年11月1日製造)が対象    日産

そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ボルトが抜けてハブに干渉しホイールがロックするおそれがあるという。

改善策として全車両、左右の後輪アクスルボルトの締め付け状態を点検し、規定のトルクで締めつける。

市場からの情報提供によりリコール届出となった。同様の不具合は1件確認されている。

なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。

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