ポルシェ911カレラT予約受注開始 カレラとカレラSの中間モデル 7速MTと8速PDK 詳細/価格

公開 : 2022.10.20 07:05

ポルシェ・ジャパンは、新型「911カレラT」の予約受注を2022年10月19日より開始しました。

軽量化された911カレラ

ポルシェ・ジャパンは、新型「911カレラT」の予約受注を2022年10月19日より全国のポルシェ正規販売店にて開始した。

新型911カレラTは、911カレラと911カレラSの中間に位置するモデル。911カレラTの「T」は「ツーリング」を意味し、スポーティな装備でピュアなドライビングエクスペリエンスを提供するモデルを示す。

ポルシェ911カレラT
ポルシェ911カレラT    ポルシェ

911カレラTには標準で7速マニュアルトランスミッションが装備。8速PDKも用意される。

搭載されるのは、911カレラから引き継がれた最高出力385ps、最大トルク45.9kg-mを発生するツインターボエンジン。

0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は291km/h。

911カレラTにはリミテッドスリップリアディファレンシャルを備えたポルシェトルクベクトリング(PTV)が追加されている。

スポーツクロノパッケージとPASMスポーツサスペンション(-10mm)も標準装備されており、こうした機能を385psのエンジンと組み合わせることが出来るのは911カレラTだけ。

911カレラTでは、通常はカレラS以上のモデルにしか装備されないリアアクスルステアリングもオプションで装着可能。

911カレラTの専用装備として、フロントは20インチ、リアは21インチのチタニウムグレーのカレラSホイールに、それぞれ245/35(フロント)と305/30(リア)サイズのタイヤを装着。

さらに、GTスポーツステアリングホイール、スポーツエグゾーストシステム、スポーツシートプラス(4ウェイ)も標準装備。

マニュアルトランスミッション仕様車の車両重量はわずか1470kgで、エントリーレベルのエンジンを搭載する市販モデルの911としては最軽量となっており、8速PDKを標準で搭載する911カレラよりも35kg軽くなっている。

リアシートと遮音材の削減に加え、軽量ガラスや軽量バッテリーを採用したことで軽量化を実現した。

カレラTのエクステリアは、アクセントとなるダークグレイのディテールによって、他のモデルとは一線を画している。

ドアミラーの上下のトリム、新しいドアロゴとリアロゴ、リアリッドグリルのトリムストリップなどのコントラストをなす要素には、アゲートグレーを採用。フロントガラスも、最上部がグレーに着色されている。

スポーツエグゾーストシステムのテールパイプは、ハイグロスブラックで塗装。

インテリアでは、マットブラックの装飾トリムと、ハイグロスブラックの装飾インレイにより引き締った印象に。

さらなる個性を求めるオーナーには、オプションでカレラTインテリアパッケージが用意される。

このパッケージでは、コントラストカラーのスレートグレーまたはリザードグリーンのセーフティベルトが提供される。

これと同じカラーが、装飾ステッチ、ヘッドレストのエンボス加工された911ロゴ、シートセンターのストライプにも使用される。

さらにオプションで、リザードグリーンとスレートグレーのコントラストカラーによるロゴとステッチを用いたフロアマットも用意される。

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    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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