ロータス・エミーラ、東京オートサロンに2台展示へ 新CIの原宿ショールームも始動

公開 : 2022.12.22 21:45  更新 : 2022.12.26 14:28

ロータスが東京オートサロン2023に出展。エミーラは2台展示されます。また、原宿ショールームも新CIで再始動しました。

国内初の新CI 原宿ショールームが再オープン

最新のCI(コーポレートアイデンティティ)を導入した「ロータス東京 原宿ショールーム」が、国内初の新店舗としてリニューアルオープンした。

エミーラがロータス最後のガソリン車となることが決定しており、今後EV車をリリースしていくにあたって、ロータスはブランドの再構築を図っている。

ロータス・エミーラV6ファーストエディション
ロータス・エミーラV6ファーストエディション    高桑秀典

現在すべての事柄を元に戻すことを進めており、より多くのことを得るために必要なものだけを採り入れていくのだという。

その中心的な考え方として定義したのが“軽さをプラス”するというコンセプトで、新たなCIを設け、複雑になりすぎた自動車小売業界の現状を打破しようとしているのだ。

ロータスは自動車小売業を取り巻く環境には、ブランド認知、クルマを見る、対話する、という3つのキーポイントがあると勘案しており、プレスカンファレンスに登壇したエルシーアイ株式会社 PR&セールスプロモーション担当の中村康宏さんによると「そもそも、ロータスとは何者であるのかを伝える。カタログを置いていないショールームはシンプルで、無駄な装飾が一切ない。ショールームは、お客さま同士の対話の場でもあるべき」だと考えているという。

ショールームのなかは?

これはロータスがグローバル展開しているVision80戦略のキーストーンである新しいリテール・アイデンティティということになり、売り方やビジュアルを変革しながら世界中のショールームを新しくしているそうだ。

最先端のデジタルコミュニケーションが可能となっているロータス東京 原宿ショールームは、非常にシンプルな空間ながらも各パートのマテリアルを使い分けることで都会的な雰囲気を演出。

ロータス東京 原宿ショールーム
ロータス東京 原宿ショールーム    高桑秀典

訪問したロータスフリークは、動きのあるデザインのアルミスクリーン、季節によって貼りかえられるキャンバス地のイルミネーションイーゼル、最大で5名が集うことができるカジュアルかつフレキシブルなフォーラムテーブル、ロータスの実車からインスピレーションを受けた独特な形状の什器(ハロープロダクト)によるマーチャンダイズコーナー、コンクリート/白漆喰の壁、あたたかみのある色温度に設定したシグネチャー照明およびアンビエント照明、独特のウィーブパターンを採用したロータスパイロン、彫刻的なデザインでロータスのシートに使用されている布張り仕上げを踏襲しているイスといったディテールを愉しめる。

また、ロータス東京 原宿ショールームのオープンを記念し、ロータス・エミーラV6ファーストエディション(税込1452万円)が4日間限定で特別展示された。

V6ファーストエディションは、最高出力405psを発生するスーパーチャージャー付き3.5L V6 VVT-i 24バルブエンジンとスポーツレシオ6速マニュアルトランスミッションを標準装備。オプションで、パドルシフト付き6速オートマティックトランスミッションも選択可能だ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

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