シトロエンC3エアクロス 箱型・大型化した次世代モデル発見 EVも初登場か

公開 : 2023.02.16 19:25

シトロエンC3エアクロスの次期型のプロトタイプが欧州で目撃されました。全体的にサイズアップし、箱型のフォルムとなっています。従来のエンジンに加えて、EV仕様も導入される見込みです。

デザイン全面刷新

シトロエンは、C3エアクロスの次期型を開発中で、コンセプトカーなどの影響を受けた新しいデザインが採用される見込みである。

今回、欧州で凍結路面に挑むプロトタイプが目撃され、開発初期のデザインが確認された。

欧州で目撃されたシトロエンC3エアクロスのプロトタイプ
欧州で目撃されたシトロエンC3エアクロスのプロトタイプ    AUTOCAR

次期C3エアクロスでは、従来のエンジンだけでなく電動パワートレインも導入することを、シトロエンのブランドマネージャーであるローラン・バリア氏が以前AUTOCARに明らかにしている。

さらに、「電動モビリティへのアクセシビリティ」に焦点を当て、コンセプトカー「OLI」のようなデザインと持続可能性に注力するという。

バリア氏はまた、C3エアクロスが新しいシトロエンのブランドロゴを市販車として最初に使用することになるだろうと述べた。

プラットフォームとしては、DS 3などと同様にステランティスのCMPを採用することになりそうだ。

プロトタイプを見ると、現行モデルよりも若干大きくなり、全体のフォルムも箱型に近いものになっている。フラッシュ式ドアハンドルが確認できるが、おそらく空力効率を向上させ航続距離を伸ばすためのものだろう。

フロントエンドでは、上下分割式のラジエーターグリルと、フロントガラスに向かってカーブしたLEDデイタイムランニングライトが備わっている。

リアエンドでは、垂直に近いテールゲートが現行と大きく異なる印象を与えている。室内空間を広くとるために、デザインが全面的に一新されているようだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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