航続可能距離　750kmか

メルセデス・ベンツが、4日に独ミュンヘンで開幕するIAAモビリティ2023で、新型車のコンセプトカーを発表すると明らかにした。

CLAの後継車となる電動モデルで、その予告画像が公開されている。

メルセデス・ベンツの新たなモジュラー・アーキテクチャー（MMA）を採用する「コンセプトCLAクラス」は、航続距離1000kmを誇る「ビジョンEQXX（2022年公開）」から派生したパワートレインを搭載。

約90kWhの大容量バッテリーと、優れたエアロダイナミクスにより、航続可能距離は750kmに達し、1kWhあたり8.4kmを走行できることになる。

注目は、予告画像に描かれたフロントフェイス。これまでのメルセデスとは一線を画した顔つきだ。

スリーポインテッドスターの形がヘッドライトの発光部に採用されるほか、フロントグリルの中央にも据えられた。

また、これまでに発信されたボディサイドの予告画像では、滑り降りるようなファストバックのシルエットと、ボディ前後のセクションを囲むLEDのライトバンドが印象的。

今回発表されるコンセプトCLAは、ブランドの新たなエントリー・ラインナップの第1弾として期待される。

同社は、2025年までにすべてのセグメントにEVを提供すると約束しており、このモデルがビジョンEQXXとビジョン・ワンイレブンのコンセプトシリーズに加わる形だ。

画像　次期「ベンツCLA」　ボディサイドの予告画像【現行AMG版と比べる】　全48枚