Juju(野田樹潤)ブログ

2018.11.03

12歳のプロレーサーJuju(野田樹潤)の連載。第10回は、JujuのF3マシンのシートづくりについてです。意外と知られていない、制作工程に驚くかたもいらっしゃるかも? お父さん(野田英樹)への思いも語っています。

第10話:Jujuのマシン、シートの作りかた ー Juju(野田樹潤)ブログ

もくじ

3カ月でシートがあわなくなる!
Jujuのマシン、シートの作りかた
お父さん、ありがとう

3カ月でシートがあわなくなる!

最近、「身長が大きくなったね!」ってよく言われるんです。

今の身長は155cm。F4に乗り始めた小学4年生のころが135cmぐらいだったので、20cmぐらい伸びていたんですね!

自分でもビックリ!

身長が伸びるのは嬉しいけど、ちょっと困るのがシートポジション。

フォーミュラカーって、ふつうのシートが入らないので、ドライバーの体に合わせて、シートを作るんですね。

大人だと、年に1回、シーズン前に作るのがふつうで、それでもあまり体に合わないようだったら、ふたつ目を作る、みたいな感じなんだそうです。

でも、わたしは今、とても背が伸びる時期なので、早いと3カ月ぐらいで合わなくなってしまうんですよ。

もう半年ぐらい、窮屈だな〜、と思いながらガマンしていたんですが、お父さんにようやく時間ができたので、新しいシートを作ってもらいました。

シートの作り方って、意外と皆さん知らないかも。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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