Juju(野田樹潤)ブログ

2018.12.17

12歳のプロレーサーJuju(野田樹潤)の連載。第12回は、マレーシアに初上陸し、FIA F4 SEA(サウスイーストアジア)で走行したお話です。海外武者修行第1弾として、海外からのホープに混じり、セパンサーキットでの練習走行/テストをおこないました。

第12話:マレーシアに初上陸 FIA F4 SEAでセパンを走行 ー Juju(野田樹潤)ブログ

photo:Hideki Noda(野田英樹)

もくじ

マレーシアに初上陸!
どんな練習だった?
もうひとつの大切な役割

マレーシアに初上陸!

11月26日は、マレーシアに初上陸!

FIA F4 SEA(サウスイーストアジア)で走行するチャンスをいただき、セパンサーキットに行ってきました。

もちろん、レースに参加するにはライセンスが必要ですよ。でもレースに出ている車両と一緒に、練習するのはOK。

というわけで、Jujuの海外武者修行第1弾はセパンサーキットでの練習走行となりました!

だんだん寒くなってきた日本とは違い、12月のマレーシアは真夏のような暑さ。気温は35°くらいはあったかな? 湿度も高いので、トレーニングにはぴったりの環境でした。

チームスタッフはみなさん外国の方で、コミュニケーションはすべて英語。最初はちょっと緊張したけど、みなさん親切で陽気な方ばかり。楽しい雰囲気で挑戦することができましたよ!

参加しているのは、ヨーロッパやアジアの若い選手たち。みんな、各国のフォーミュラのチャンピオンや上位ランキング者、カートのチャンピオンなんですね。

そのなかでも、12歳のわたしはやっぱり最年少でした。

練習は全部で3日間。1日に、1時間ずつの練習を3セッションやって、3日間で合計200周ぐらい走りました。1回の練習で一緒に走るのは、8~10台といったところです。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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