クルマ漬けの毎日から

2022.11.23

今年、誕生60周年を迎えたMGB。クロプリー編集長がこのクルマと出会ったのは、まだ15歳の少年時代でした。

英国スポーツカー、MGBの誕生60周年【クロプリー編集長コラム】

もくじ

MGB 1962年に誕生
MGBとの思い出 15歳の頃

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

MGB 1962年に誕生

今年はMGBの誕生60周年にあたり、懐かしいさまざまな出来事を思い出している。

MGBは、私が運転席に座った最初のスポーツカーだ。私はオーストラリアの田舎で育ったが、当時地元で販売されていたクルマは、地元オーストラリアのホールデン、フォード、ランドローバー、日産パトロールなど、この地域に適した頑丈で、また生活に欠かせないモデルだった。

ところが、地元のオースティングループ取扱店は何を思ったか、1960年代半ばに1台のMGBを仕入れ、販売しようとしていた(MGBのようなスポーツカーは、あの地域の道路条件には適さず、すぐに壊れたにちがいない)。

MGBとの思い出 15歳の頃

クルマにすっかり夢中になっていた当時15歳の私は、ちょくちょくショールームに忍び込み、お店の人に追い払われるまで、MGBのハンドルを握っていたものだった。

その後、さまざまなMGBを実際に運転してきたが、現代の道路条件であっても、このスポーツカーはいつも実用的で、楽しいクルマだと感じている。

それにMGBは(MGAはそうでなかったが)キャビンもゆったりとしている。

いまでもイギリスでは、路上を走るMGBの姿は決して珍しくない。これだけ長所を備えていれば、それも当然だろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。

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