クルマ漬けの毎日から

2024.01.31

昨年クルマを1台手放して以来、次に買うクルマを検討しています。ある程度絞られてきたのですが、最近新たな候補が出現。初代レンジローバーです。

クラシック・レンジローバーが欲しい!【クロプリー編集長コラム】

もくじ

いま気になっているクルマ
かつて所有 1971年製
数日後:友人の80年代のレンジローバー
よみがえる 懐かしい感覚

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

いま気になっているクルマ

個人的に手に入れたいクルマについてこれまで何度も書いてきたので、もう飽き飽きしているかもしれないが、今日またその話をしたいと思う。

最近思いがけず手に入った資金を使って、伝統的な大型モデル(フォード・レンジャー・ラプター)、または興味深いEV(テスラ・モデル3、あるいはBMW i3の高性能モデル「i3s」)を買うことを検討している。だが、今年に入って新たな1台が候補に加わった。

少し前にビスター・スクランブルというイベントへ行った時、ジャガー・ランドローバー・クラシック(JLRのクラシックカー部門)が、状態がよく、また見た目も美しい1973年製の2ドアのレンジローバーを展示していた。

「suffix B」と呼ばれる、車両式別コードの末尾がBのこのレンジを見て以来、私はこのクルマのことが気になって仕方がない。その価格は約1020万円。

身震いするほど高額であるが、レアなモデルであることを考えると、なんとか理解できる価格でもある。

かつて所有 1971年製

数十年前、レンジローバーを所有していたことがある。それは古いツートンの1971年製だった。私が手放した数年後にスクラップになっていなければ、イベントで見たあのレンジよりも、さらにレアなモデルになっているだろう。

あの懐かしい1971年製のレンジのことは、いまもはっきりと覚えている。美しいスタイリング、存在感の大きさ、抜群の視認性、類いまれな万能性、驚くべき快適性、V8の伝統など、すべてが素晴らしかった。

さあ、コベントリー(イングランド中部)へ行き、ジャガー・ランドローバー・クラシックを訪ねよう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    AUTOCAR UK Editor-in-chief。オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。

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