クルマ漬けの毎日から

2025.06.19

新型ルノー5の長期テストを開始しました。右ハンドル仕様を運転するのは、今回が初めてです。

新型ルノー5の長期テスト開始!【クロプリー編集長コラム】

もくじ

第一印象は?

第一印象は?

嬉しい1日が始まった。ルノー5が私の新たな長期テスト車としてやって来たのだ。

ボディカラーのポップ・イエローは、これまで見たなかでおそらく最高に鮮やかな黄色。数週間前、同僚のジェームズ・アトウッドはこのルノー5を受け取るためにブリストル港(イングランド南西部)のドックへ行き、今日までこのクルマに乗っていた。

ジェームズはキーを私に手渡した時、5への不満はほとんど口にしなかった。これから数か月間、このコンパクトEVと過ごす日々が楽しみだ。

ルノー5 Eテック エレクトリック(英国仕様)

まずは第一印象をお伝えしよう。もしかつてのルノー5をイメージしている場合、新型を実際に近くで見ると大きいと感じるだろう。

しかし、その理由は全長というよりも、車高が高くなったことにあり、ドライバーの足元にはバッテリーが置かれている。

新型ルノー5は交通量が多い道路でもすいすいと軽快に走る。乗り心地は優秀で、昨年のクリスマスに左ハンドル仕様を運転した時と同じように、よくコントロールされて安定している。それに静粛性も高い。

一つ気になるのは、低速時にブレーキが効きすぎる傾向があること。だが、しだいに馴染んでくるかもしれない。

ところで、私の妻は2019年後半に登録したミニ・クーパーSに乗っている。その総走行距離がだいぶ増えてきたので、彼女はルノー5に大いに関心を持っている。

どうなるのか、ここでは予測は控えたい。だが近いうちに、我が家の結論をお伝えできるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    小島薫

    Kaoru Kojima

    ドイツ自動車メーカーの日本法人に在籍し、オーナーズマニュアルの制作を担当。その後フリーランスで翻訳をはじめる。クルマはハッチバックを10台以上乗り継ぎ、現在はクーペを楽しんでいる。趣味はピアノ。

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