メルセデス-AMG E63 S エステート試乗 ハイパーワゴンの王座奪取か

2017.09.21

サマリー

メルセデスーAMGのE63ワゴン、その最強モデルに試乗しました。ハイパフォーマンスなワゴンをリードするアウディRS6の牙城を崩し、頂点に君臨するにふさわしいものになっているのでしょうか。

もくじ

どんなクルマ?
RS6とのタイトルマッチ勃発
0-100km/h加速は3.5秒
どんな感じ?
ハンドリングはクラス最高水準
唯一の欠点は乗り心地
「買い」か?
妥当な価格だが、抜きんでてはいない

どんなクルマ?

RS6とのタイトルマッチ勃発

メルセデス-AMG E63 S エステートなら、スーパーワゴンの代名詞ともいえるアウディRS6が築いた地位を崩すことができるかもしれない。


アウディの訴求力は、魅力なスタイリングと強力なグリップ、走行安定性とストレートでの驚異的なパフォーマンスにある。AMGが、優れた運動性能と基準を超える精度の高さを身につけることができれば、インゴルシュタットの先駆者から、王者の地位を奪い取ることも可能に思える。

ワゴンボディを持つこのメルセデスは、おそらくもっとも高速でダイナミックな4ドア・セダンといえるE63 Sと同じドライブトレインを使用している。

0-100km/h加速は3.5秒

エンジンは基本的に同じ4ℓV8ツインターボで、AMGのラインナップの中ではかなり強力な部類となる、612psと86.5kg-mを発生させる。ただし、スポーツカーのAMG GTに搭載されるドライサンプユニットではない。0-100km/h加速は3.5秒と、メルセデスは公表している。


このAMG E63 S エステート4マティック+は、もちろん四輪駆動だが、フロントアクスルを切り離してトラクションコントロールをOFFにするドリフトモードにすれば、リアタイヤは3.5秒ほどで煙を上げてしまう。

ギアボックスはツインクラッチ式ではない9速ATで、高性能とはいえエステート・ボディであることを考えると、変速は十分に早い。ツイン・クラッチ式に対しATの持つアドバンテージは、オートモードでの変速が滑らかで、軽量である点だろう。

 
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