試乗 アリエル・アトム4 新シビックのエンジン流用 見た目そのまま、中身激変 

2018.10.31

100字サマリー

新型の「4」になったアリエル・アトムに試乗しました。アリエルのシンプルでピュアなコンセプトはそのままですが、実際にはまったく違うクルマになっていました。エンジンやシャシー、ボディといったあらゆるものが改善されたようです。

もくじ

どんなクルマ?
アトム登場以来の大刷新
コンパクトで軽量なボディ 新型シビックのエンジン流用
驚異的なパフォーマンス

どんな感じ?
インテリアは品質向上
洗練性が向上 落ち着いた身のこなし

「買い」か?
最高のドライバーズカー

スペック
アリエル・アトム4のスペック

どんなクルマ?

アトム登場以来の大刷新

旧型が新型よりも優れていることは多々ある。これはたとえ間違っていようとも、メーカーは時が経てば何らかの変更を加えなくてはならないからだ。

しかし、アリエル・アトム4はかなり良い仕上がりで、現行のアトム3.5から大幅にレベルが上がっている。さながらスマートフォンを新品に買い替え、何年も気にかかっていた部分がすっかり解消されているような感じだ。

これはフェラーリ458イタリアから488GTB、ひょっとするとF430から488GTBに乗り換えた感覚に匹敵するかもしれない。これはアリエルにとって大きな成長だ。そしてアトム4なら、488GTBくらいの俊敏性を簡単に発揮できる。

このアトムの成長度合も、アトムが今世紀はじめに登場して以来の大刷新が行われていることを考えると驚くには値しないかもしれない。登場以来リファインを繰り返し、常に改善されてきたが、サスペンションのピックアップポイントやスピンドル、ジオメトリーはそこまで変更されてこなかった。今回はルックスこそ変わらないものの、すべてが根本から見直された。

このプロセスのかなり早い段階で、アリエルのデザイナーやエンジニアたちはシャシーのチューブを太くすることに決めた(チタン製のシャシーを用いた試作品もあったものの、アトム4では以前として鉄製が用いられている)が、これは強度だけでなく、ビジュアル面も考慮した結果だという。

 
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