試乗記

2019.05.21

メルセデス・ベンツGLB プロトタイプ初試乗 「ベイビーG」の実力は

メルセデス・ベンツGLB250プロトタイプ

編集部より

メルセデス・ベンツAクラスとプラットフォームを共有する小型SUVのGLBプロトタイプに試乗しました。コンパクトとはいえGLAよりもやや大きく、7人乗りとなっています。Gクラスとは異なりオンロード重視ながら力強く扱いやすいクルマに仕上がっています。

もくじ

7人乗りコンパクトSUV
力強く、剛性も高い
オフロード性能は限定的

7人乗りコンパクトSUV

メルセデスが「ベイビーG」と説明するこの新型SUVにはたしかにGクラスに通じる部分を感じさせるが、その宣伝を鵜呑みにしてはいけない。主張の激しいエクステリアデザインは確かに共通要素が見られるが、Gクラスと異なるのは3万ポンド(426万円)からという価格だけではない。

まず第一に、GLBはメルセデスがAクラスなどにも使っているMFAプラットフォームを延長したものを使用している。しかし、Aクラスよりもホイールベースが100mm延長され全長は4.63mに達している。これは間も無く登場する2代目GLAより明らかに大きく、GLCよりは若干小ぶりだ。GLAは確かに成功したが、メルセデスはアウディQ3、BMW X1、ボルボXC40よりも室内空間が足りないと考えていることがわかる。

メルセデスのコンパクトセグメント車のテストを統括するヨッヘン・エックは「われわれには室内の広いクルマが必要です。日常使いでの利便性はもちろんのこと、必要とあれば7人が乗車できることが求められます」と語る。

GLBの発売は今年第4四半期に予定されていることから、今回われわれが試乗する機会を与えられたのはカモフラージュの施されたプロトタイプだ。

市販型のGLBは先月発表されたコンセプトとおおむね共通のボディが与えられているが、その細部はオフロード性が大きく削られている。われわれに貸し出されたGLB250 4マティックは英国では当面の間もっともパワフルなグレードとなる。2.0ℓのM264型4気筒ユニットは224ps、34.3kg-mを発揮する。今年後半に登場するAMG GLB35はさらにハイパワーになる見通しだ。

 
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