[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

アルファ・ロメオ・ステルヴィオTi マイナーチェンジ SUV随一の走りの良さ

2019.12.05

100字サマリー

モデル中期のフェイスリフトを受けたアルファ・ロメオ製初のSUV。ライバルに並ぶ電子技術を装備し、車内の質感を向上させることが中心の改良を受けました。操縦性の良さには以前通り強い訴求力を備えています。

もくじ

エンジンのラインナップに変更はなし
インテリアのレイアウトは不変でも質感は改善
インフォテイメント・システムは大幅に更新
SUVでも運転を楽しみたいなら
アルファ・ロメオ・ステルヴィオTi 210 Q4のスペック

エンジンのラインナップに変更はなし

text:Tom Morgan(トム・モーガン)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
アルファ・ロメオとして初めてのSUVがステルヴィオ。現在販売されているSUVの中で最も活力に溢れたモデルでもあり、販売面で強力にブランドをサポートしている。

アルファ・ロメオ・ジュリアと並んで、ブランド・イメージの好転に結びつけたクルマだ。だが競争の激しいカテゴリーにおいて、ステルヴィオには改善の余地が残されていたことは、メーカーとしても認めていた。

アルファ・ロメオ・ステルヴィオTi 210 Q4
アルファ・ロメオ・ステルヴィオTi 210 Q4

今回のマイナーチェンジで焦点が当てられたのは、ショールームに来た人が最も気にする部分の1つ。クルマとしての品質だ。アルファ・ロメオから品質と聞くと、驚くのは筆者だけだろうか。

2017年にステルヴィオをロードテストした際、インテリアデザインは「第一印象は感動するほどにスタイリッシュ」 なものだったが、よく観察すると質感や組み立ての品質でがっかりしたのだった。

それ以外の部分での変更はほぼない。エンジンのラインナップは、2.0Lガソリンと2.2Lディーゼルを変わらず用意。クアドリフォリオには2.9LのV6エンジンが搭載されるが、2020年半ばまでは継続。電動化技術の採用はFCAグループの中では遅れを取ったのか、今回は間に合わなかったようだ。

今回試乗したのはディーゼルエンジンの最強板、210psのTiで、8速ATと組み合わされる。駆動方式はアルファ・ロメオ伝統のQ4と呼ばれる4輪駆動システムを採用する。

 
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