ボルボ、LAモーターショー2018で車両展示せず 代わりに「ビジョン」発表

公開 : 2018.11.22 11:10

ボルボは11/26〜29にロサンゼルスで開催されるLAモーターショー2018で、世界で初めて、ブースに1台の車両も展示せずに出展します。代わりに「イン・カー・デリバリー」、「カー・シェア」、自動運転、ボルボのサブスクリプションなどをテーマとします。

もくじ

ボルボ、クルマを展示せず
代わりに何を展示する?

ボルボ、クルマを展示せず

ボルボは2018年11月26日から29日にロサンゼルスで開催されるLAモーターショー2018で、世界で初めて、ブースに1台の車両も展示せずに出展する。

ボルボは「代わりに、自社のビジョンを示し、自動車の新しい可能性を再定義します」とコメントを残している。

「モーターショーが始まって以来、主役は常に自動車であり、常にステージの中心でターンテーブルの上に載せられているか、あるいはシルクのヴェールに覆われていました。しかし、自動車は変化し、自動車業界も変化し、クルマを使うひとびとの期待も変化しています。LAモーターショー2018でのボルボは、こうした変化を反映したものとなります」とも。

現在、消費者が自動車のブランドをどのように体験するかは、クロームが輝く外観やレザー素材の内装、あるいはエンジンの最高出力よりも重要だとボルボは主張する。

「主催者はこのショーを『オートモビリティLA』と呼ぶことで自動車業界における変革を、すでに認識していることでしょう」と、ボルボ企業戦略担当上級副社長のマーテン・レーヴェンスタムは語る。

「わたしたちは主催者のこの名前の変更に対する思いを理解しており、自動車の未来について対話を始めたいと考えています。ですから、コンセプトカーを持ってくる代わりに自動車のコンセプトについてお話しします」

「今年、ボルボが『カー・オブ・ザ・ショー』を受賞することはないでしょうが、それでも問題ありません。なぜなら、もはやこのショーは『モーターショー』ではないからです」

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