海外試乗

2018.08.21

試乗 ヒュンダイNEXO(ネキソ)  未来感ある一方、価格/操舵に難

ヒュンダイ・ネキソ

編集部より

ヒュンダイ・ネキソは世界初の量産燃料電池車であったix35の後継となるクルマです。ガソリン車並みの航続距離とフレキシビリティで未来が感じられる仕上がりではあるものの、不自然なハンドリングや高価格とインフラ不足に課題が残されています。

もくじ

どんなクルマ?
出来はいいが課題は多い

どんな感じ?
ガソリン車並みの航続距離とフレキシビリティ
動力性能は必要十分 電気自動車のようなフィーリング
ハンドリングに違和感
高価格とインフラ不足が課題

「買い」か?
個人移動の未来のために

スペック
ヒュンダイ・ネキソのスペック

どんなクルマ?

出来はいいが課題は多い

ヒュンダイ・ネキソは実際にショールームで見て購入することができる数少ない水素燃料車のひとつだ。

小型のアーバンSUVであり、高速での長距離移動には向かないが、多用途のファミリーカーとしてはよくできている。乗ってみてわかったのは、ネキソは完璧に必要十分なクルマであり、好ましく思う部分もたくさんあることだ。しかし、ネキソは同時に、トヨタ・ミライやホンダ・クラリティと共通する問題を抱えている。

ネキソは、2013年に発売された、世界初の量産燃料電池車だったix35に代わるモデルだ。ix35は既存のモデルをベースに燃料電池を搭載できるよう改造されたモデルだが、ネキソは燃料電池の搭載を前提としてゼロから開発されたモデルとなる。車重も軽くなり、燃費は向上している。

ボディは、できるだけ滑らかになるようデザインされた。底面は完全にフラットで、エアカーテンを作って前後のドラッグを低減している。ドアハンドルはボディーに完全に組み込まれており、必要な時だけせり出してくるようになっている。ホイールすらも、空力を考慮して設計されているのである。

ネキソは3つの水素タンクを有しており、すべてリアに横向きに配置されている。ふたつはリアアクスルの前に、残るひとつはすぐ後ろにあり、見た目は大きなスキューバダイビングのボンベのようだ。3つのタンクを満タンにすると、157ℓの水素を収めることができる。ix35のふたつから、最適化を進めて3つへと増やした結果、整然として、トランクルームも十分確保されたパッケージングになっている。

 
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