[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

ミニ生誕60年 歴史と思い出を振り返る 限界への挑戦、まだまだ続く

2019.03.03

100字サマリー

1959年のデビューから数えて今年60周年を迎えるミニですが、その歴史は常に順調だったわけではありません。これまでの歴史を振り返るとともに、後半ではダカールラリーに参戦するミニXレイドチームに同行して、常に限界へと挑戦し続けるミニの姿を追いました。

もくじ

ミニ 60周年
愛されるクルマ
ニューミニ
ダカール・カントリーマン 驚異のマシン
過酷さは変わらず
経験が重要
素晴らしい結果
番外編1:AUTOCARスタッフが語る ミニの思い出
番外編2:ミニの重要人物
番外編3:オリジナルミニ 新車の作り方
番外編4:変わり種ミニ5選

ミニ 60周年

60年が過ぎ、すべてが変わっても、ミニは依然としてミニであり続けている。

確かに、大きく、速く、洗練され、充実した装備と、大幅に進歩した組立品質を誇るようにはなったものの、多少の違いはあれ、相変わらず一目でミニと分かるスタイリングに、そのゴーカートフィールと呼ばれた独特のコーナリングといった魅力は何も変わらない。

21世紀に入ったいまも依然として運転して楽しいクルマであり、他の何者にも似ていない、革新的なモデルとして存在し続けている。

1959年に登場した初代の革新性は、なによりもそのパッケージングにあった。わずか3mほどの全長に、大人4人とその手荷物を納めるべく、メカニカルコンポーネントを可能な限りコンパクトに搭載していたのだ。

2001年登場のニューミニも、新たな発明とも言える存在だったが、今度の革新性はパッケージングではなかった。大幅に組立品質が向上したミニであり、素晴らしい品質を誇るプレミアムなスーパーミニという、新たなカテゴリーを創り出したモデルだった。

さらに、ニューミニでは、これまでのスモールカーでは考えられなかった、ドライバーの好みに応じたカスタマイズを可能にしており、ソルト、ペッパーにチリといったスパイスにちなんだユニークなモデルや、ツートンのボディカラーといった、豊富なオプションを用意していた。ミニの成功は、フィアット500など、数多くのフォロワーを生み出している。

60周年を迎えたミニだが、EVバージョンの量産モデルが登場するなど、新たな時代を迎えようとしている。

もちろん、スモールカーでもすでに多くのEVモデルが登場しており、このクルマは決してEVテクノロジーにおける新たなフロンティアを開拓するわけではない。

それでも、多くのひとびとに愛されたミニが、21世紀に相応しいモデルとして存在し続けていることこそが重要なのだ。

 
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