ポルシェ、918スパイダー後継の存在認める 911(992型)ハイブリッドも準備 ジュネーブ

2019.03.06

サマリー

ハイブリッドハイパーカーの918スパイダーが成功裏に終わったポルシェ。その鋭い嗅覚はこの分野に商機を見出したようで、次なる計画が早くも動き出しました。さらには、看板モデルのハイブリッド版も検討に入っています。

もくじ

918スパイダーの後継、認める
911ハイブリッドも鋭意準備中

918スパイダーの後継、認める

ポルシェのオリバー・ブルーメ会長は、918スパイダーの後を受けるハイテクなハイパーカーについて、製品戦略の社内検討に入ったことを認めた。

ジュネーブモーターショー2019の会場でブルーメは、新たなフラッグシップモデルはプラグイン・ハイブリッドかピュアEVで、承認されれば、2020年代半ばに発売される見通しだと語った。そのハイパーカーは、ポルシェの電動ドライブトレインのショーケースとして設計されることになるだろう。

そのクルマは、2015年に918台の生産を完了して以来、空位となっているポルシェのラインナップの頂点を埋めるものとなる。ブルーメは、最近のポルシェが初のEVとなるタイカンとタイカン・スポーツツーリスモの準備で慌ただしいというが、マクラーレンP1やリマック・コンセプトワンなどの競合モデルを検討しているとも述べている。

「将来的には、次世代バッテリーを積んだハイパーカーの可能性は見込んでいます」とはブルーメの談だ。「それが極めてハイパフォーマンスなクルマになるのは確実です。まだ決断は下していませんが、2025年以降となる可能性が高いかと。まさしく、それがわが社の商品戦略なので」

ハイパーカーと関連する開発についてブルーメは、ポルシェが注意深く全固体電池の技術開発の進捗を見守っているという。これは、米カリフォルニアのスタンフォード大学と共同研究をしているものだ。この事業は、フォルクスワーゲングループによる7600万ポンド(約114億円)の出資目的に含まれるもの。投資先のクァンタムスケープ社は、スタンフォード大からのスピンオフとして2018年に設立された、全固体電池を扱うベンチャー企業だ。

ブルーメは、進行中のハイパーカー戦略がまだ始まったばかりだと示唆した。「わたしたちはまだ、ハイブリッドかEVかを決めてすらいません。今はバッテリーの進化を待っている段階です。それを見極めてから、決定することになるでしょう」

 
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