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10月の「軽」販売 全メーカーがマイナス その理由/今後の展望

2019.11.14

100字サマリー

10月の「軽」の販売は、全メーカーがマイナス。様々な要因が重なりました。数字から分析してみましょう。スズキには回復の兆しが。

もくじ

消費税アップの影響は?
スペーシアが増
軽+登録 トップ3に異変

消費税アップの影響は?

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

全国軽自動車協会連合会がまとめた2019年10月の軽自動車の「国内新車販売台数」(速報値)は、前年同月比22.3%減の12万2280台と3か月ぶりの前年割れ。しかも軽自動車を販売するブランドすべてが、前年同月比でマイナスに落ち込んだ。

10月の軽自動車のブランド別新車販売台数は、スズキが唯一前年同月比で1桁減、6.2%減の4万2446台を記録して、5か月ぶりのシェアトップにつく。

第4のモデルとなるGRスポーツを投入した10月、コペンは大幅増。
第4のモデルとなるGRスポーツを投入した10月、コペンは大幅増。

前月トップのダイハツは、同26.3%減の3万8792台と落ち込み、第2位に陥落。また、ホンダは電動パーキングブレーキの不具合でNワゴンの生産を一時停止している影響もあって同38.6%減の2万235台、日産自動車は同16.1%減の1万2065台、三菱自動車は同27.5%減の2715台と2桁のマイナスとなった。さらに、OEM供給を受けるトヨタ、マツダ、スバルも前年同月比で2桁減を記録する。

10月の軽自動車の新車販売動向について業界団体の関係者は、「9月期は消費税アップ直前の駆け込み需要が一定程度はあった模様で、前年同月比で2桁増を達成したが、10月期は台風19号などの災害で客足が遠のいたこともあり、新車販売は大幅に落ち込んだ」と説明。

「昨年10月が好成績(前年同月比11.7%増の15万7432台)を記録していたこと、デビューしたばかりのホンダNワゴンが生産を一時停止していることなども、2桁減となった要因。消費税増税の反動減があったことも否めないが、これは今後数か月の成績を確認しないことにはわからない」と解説した。

 
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