【なぜ鎮静化?】ブラバス/ロリンザー/カールソン 90年代末ブーム「ド派手メルセデス」の顛末

2020.03.30

サマリー

いまから20年ほど前、世界各地でメルセデス・ベンツのチューニングやドレスアップが爆発的ブームに。しかし今では当時のような「ド派手メルセデス」は見られません。桃田健史が理由を探ります。

もくじ

懐かしい 「ド派手メルセデス」に沸いた日々
「自分が乗りたいメルセデスがなかったから」
きっかけはAMG 日本は「アー・マー・ゲー」
超高級車市場の拡大 アフター系の出る幕なく

懐かしい 「ド派手メルセデス」に沸いた日々

text:Kenji Momota(桃田健史)

ブラバス、ロリンザー、カールソン。

ひと呼んで、「メルセデスチューニング御三家」

カールソンが手掛けたメルセデス・ベンツ。 出典:FavCars.com
カールソンが手掛けたメルセデス・ベンツ。 出典:FavCars.com    FavCars.com

いま(2020年)から20年ほど前、世界各地でメルセデス・ベンツのチューニングやドレスアップが爆発的ブームとなった。

東京ならば六本木、赤坂、麻布あたり、大阪ならば新地あたり、福岡ならば天神あたりで、ド派手なメルセデスたちの闊歩していたことを、思い出す方も多いのではないだろうか。

こうしたメルセデスたちは、いわゆる「アフター系」だ。独ダイムラー本社から日本法人(現在のメルセデス・ベンツジャパン)を経て販売されたクルマではない。

または、正規輸入車に日本国内でドレスアップキットやホイールを装着するケースもあった。

いまでも、メルセデス・ベンツのアフター市場は日本国内に存在する。だが、20年前のようにSクラスやSLクラスなどを対象したモノは少ない。主流はGクラスだが、Gクラスが人気とはいえ、市場に出回っている数は限定的だ。

どうして、アフター系のメルセデス・ベンツは、以前と比べて少なくなったのか?

見方を変えれば、どうして1990年代後半にメルセデスチューニングのブームが巻き起こったのか? そして、なぜブームが終わってしまったのか?

 
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