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2019.06.18

輸入車トップ5販売減も、全体は3.2%減に収まった要因は? 「2019年5月に売れたインポートカー」

編集部より

インポートカーの販売台数クイズです。5月はトップ5が軒並み前年比マイナス。それでも外国メーカー車全体で3.2%減に収まりました。その理由とは?

Q:輸入車のトップ5が前年同月比マイナス。それでも外国メーカー全体では-5%未満の3.2%減(2万3341台)に収まる。その主要因は?

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

 

A:中堅ブランドの健闘。

ジープが前年同月比26.7%増(1140台)、プジョーが同1.8%増(738台)、フィアットが同12.8%増(539台)、ルノーが同13.6%増(493台)、シトロエンが同90.7%増(410台)、アルファ・ロメオが同24.2%増(195台)、DSが同121.1%増(84台)という好セールスを記録。また、高級スポーツカーブランドのポルシェも同49.8%増(614台)と5月単月の最高台数を達成する。

いずれのブランドも精力的な新型車および特別仕様車の導入や販売キャンペーンが功を奏した。

外国メーカー車の新規登録台数 2カ月ぶりにマイナス

日本自動車輸入組合(JAIA)がまとめた2019年5月の外国メーカー車の新規登録台数は、前年同月比3.2%減の2万3341台と2カ月ぶりの前年割れとなった。ただし、登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは、9.4%と高水準をキープする。一方、日本メーカー車含では同5.9%減の2万6939台と、3カ月連続で前年実績を下回った。

5月の輸入車市場の動向についてJAIA関係者は、「5月の外国メーカー車の新車セールスは、トップ5のブランドがすべて前年同月比でマイナス、しかも前年5月が非常に高いレベルの新規登録台数を記録していたことから、前年割れとなってしまった。また、日本メーカー車は新型車効果が薄れたこともあって同20.4%減の3598台と3カ月連続でのマイナスとなり、全体では同5.9%減の2万6939台と3カ月連続で前年実績を下回った」と解説。

「ただし、中堅ブランドの販売は堅調。とくにフランス車やイタリア車、さらにはジープ車などが好セールスを記録している。クルマとしてはSUVやディーゼル車の人気が依然として高く、加えてハイブリッドモデルも販売台数を伸ばしている。価格帯別では、400万円以上1000万円未満のクラスが好調」と分析する。

今後の展開に関しては、「輸入車市場全体としての受注状況は、底堅く推移している。また、夏のボーナス商戦に向けて販売台数を伸ばしそうな新型車や特別仕様車が各ブランドから精力的にリリースされる予定なので、これらがどれくらい台数を伸ばすかが今後の注目ポイントとなるだろう。コンパクトクラスが位置する400万円未満の価格帯の復調も期待したいところ。10月に実施予定の消費税アップに対する駆け込み需要は現時点ではあまり表面化していないが、各ブランドとも市場の動きに目を光らせながら対応策を練っているようだ。他方、世界的な景況感の悪化や米中貿易摩擦などによって市場の消費意欲がどうなるかは懸念材料。英国のEU離脱問題、いわゆるブレグジットに伴う一部ブランドの生産停止や工場の移転なども販売面では不安要素につながる」と指摘した。

 
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