新型Eクラス唯一のエクスクルーシブライン メルセデス・ベンツE300セダン/ステーションワゴン

公開 : 2024.03.28 17:45

メルセデス・ベンツは新型Eクラスに唯一のエクスクルーシブラインを採用したE300セダンとステーションワゴンを追加しました。エアマティックサスやセダンにはリア・アクスルステアリングが標準装備されます。

新型EクラスにE300追加

メルセデス・ベンツは中核モデル新型Eクラスに「E 300エクスクルーシブ(ISG搭載モデル)」(セダン/ステーションワゴン)(以下、E 300)を追加し、正規販売店ネットワークを通じて発売を開始した。

メルセデス・ベンツEクラスは、世界で累計1600万台以上の販売台数を誇る同社の中核をなすモデルであり、1946年に発表されたW136型以来、常に時代に先駆けて革新的な技術を採り入れ、世界のプレミアムセダンの指標とされてきたと述べた。

メルセデス・ベンツEクラスにE300エクスクルーシブ(セダン/ステーションワゴン)追加
メルセデス・ベンツEクラスにE300エクスクルーシブ(セダン/ステーションワゴン)追加

新型Eクラスは、パワートレインを全てのモデルで電動化するとともに、ナッパレザーで仕立てた高級感のある内装に加え、センターディスプレイと助手席ディスプレイを一体型にしたMBUXスーパースクリーンや、サードパーティ製のアプリケーションも使うことができる最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)など、機能性と快適性を大きく向上し、デザインを一新して生まれ変ったとアナウンスされた。

メーカー希望小売価格(税込)はE 300エクスクルーシブ・セダンが1126万円/E 300エクスクルーシブ・ステーションワゴンが1139万円となる。

エクステリアデザイン

E 300は、新型Eクラスで唯一ボンネットのスリーポインテッドスターマスコットと3本のルーバーを備えたラジエーターグリルが印象的な専用フロントデザインのエクスクルーシブラインを設定したモデルである。

また、夜間や夕暮れなどでラジエーターグリルが白く光るイルミネーテッドラジエーターグリルを標準装備した。これはサイドライトの機能を拡張したもので、上下2本のファイバーバンドルは細いガラス繊維1000本以上で構成され、オプション設定のAMG
ラインパッケージを選択すると、3Dデザインかつ中央のスリーポインテッドスターがグリルに一体化しているフロントグリルやシングルルーバー、周囲を縁取るクロームサラウンドなどが特徴的なフロントマスクになるという。

メルセデス・ベンツEクラスにE300エクスクルーシブ(セダン/ステーションワゴン)追加
メルセデス・ベンツEクラスにE300エクスクルーシブ(セダン/ステーションワゴン)追加

サイドビューは調和の取れたプロポーションに、ラグジュアリーモデルに採用されている格納型のドアハンドルを採用。キーを持った人が近づくことによって、ボディ面から自動でせり出すこのドアハンドルは、通常時はボディ面に格納されており、シンプルでクリーンな面を際立たせる。

万が一の事故の場合などには自動でせり出すことで、従来どおり、強い力で外部から引っ張り、ドアを開けることができる安全性も継承されている。

サイドを別々に走る2本のキャラクターラインは、新型Eクラスのスポーティ性を強調するデザインで、精巧にデザインされた曲面形状の効果を最大限に引き出すとされる。デザインチームは「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」のデザイン基本思想を踏まえ、独特な光の戯れを演出する立体的で彫刻のような造形を生み出したと語る。

なお、クロームトリムは控えめに、そしてスタイリッシュに配置され、リアで特徴的な部分として、ツーピース型LEDリアコンビネーションランプが挙げられる。デイデザイン/ナイトデザインのいずれも、スリーポインテッドスターのモチーフが採用された特別なデザインとなる。

左右のリアコンビネーションランプは中央でつながったデザインによりワイドなリアエンドを強調し、リアエッジ部のクロームトリムも同様の効果をもたらすものであると付け加えた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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