ハードの仕上がりは素晴らしい! ボルボEX90へ試乗 操縦性・快適性は優秀 ソフトのアプデに期待

公開 : 2025.01.11 19:05

ハードウエアの仕上がりは素晴らしい

ボルボの未来を指し示す、EX90。ハードウエアの仕上がりは、間違いなく素晴らしい。シャシーはこのクラスの電動SUVとしてまとまりに優れ、静かで快適。航続距離も充分長い。コスト削減の結果を感じられるものの、内装は上質で車内空間も広い。

アクセルペダルの反応や回生ブレーキの強さなど、ソフトウエアで気になる部分は確かにある。だが今後のアップデートで、潜在能力が引き出される可能性は高い。高価格帯のモデルとして、早期の対応が望まれるだろう。

ボルボEX90 ツインモーター・パフォーマンス・ウルトラ(英国仕様)
ボルボEX90 ツインモーター・パフォーマンス・ウルトラ(英国仕様)

◯:活発な動力性能 素晴らしい洗練性と操縦性 充分な航続距離
△:改善が必要なユーザーインターフェイス コスト削減を感じる内装の処理 限定的な選択肢 デフォルトでは予測しにくいアクセルペダルの反応

ボルボEX90 ツインモーター・パフォーマンス・ウルトラ(英国仕様)のスペック

英国価格:10万555ポンド(約1961万円)
全長:5037mm
全幅:1964mm
全高:1744mm
最高速度:180km/h
0-100km/h加速:4.9秒
航続距離:601km
電費:4.6km/kWh
CO2排出量:−
車両重量:2712kg
パワートレイン:ツイン永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:107kWh
急速充電能力:250kW
最高出力:517ps(システム総合)
最大トルク:92.5kg-m(システム総合)
ギアボックス:1速リダクション(四輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マーク・ティショー

    Mark Tisshaw

    役職:編集者
    自動車業界で10年以上の経験を持つ。欧州COTYの審査員でもある。AUTOCARでは2009年以来、さまざまな役職を歴任。2017年より現職の編集者を務め、印刷版、オンライン版、SNS、動画、ポッドキャストなど、全コンテンツを統括している。業界の経営幹部たちには定期的にインタビューを行い、彼らのストーリーを伝えるとともに、その責任を問うている。これまで運転した中で最高のクルマは、フェラーリ488ピスタ。また、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIにも愛着がある。
  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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