【気軽に愛車で走れる唯一の外国】1986年式『痛車』トヨタ・カリーナEDで韓国ドライブ!

公開 : 2025.03.06 12:05

日韓『クルマ好き』交流の架け橋?

韓国からクルマで日本を訪れる人はとても多く、個人的には増加傾向にあると感じる。そしてせっかくクルマを持ち込むのならばと、日本を2~3週間かけて縦断するロードトリップを組む人がほとんどだ。

目的地は様々だが、各地の有名な峠や首都高速、秋葉原、大黒PAといったクルマ系ゲームやアニメに登場する場所を訪れているという点はだいたい共通している。また、最近では痛車に乗っている韓国人旅行者も多く、日本で開催される好きなアニメのイベントや、痛車イベントへ自分のクルマで参加するスタイルも定着している。

ラブライブ会場前にて。日本のナンバーは注目の的だった。
ラブライブ会場前にて。日本のナンバーは注目の的だった。    加藤ヒロト

現に、韓国で痛車に乗っている筆者の友人も2月上旬に関釜フェリーで日本を訪れており、この原稿を書いている本日25日に再びフェリーで韓国へ戻って行った。下関に上陸し、好きなアニメ作品の聖地巡礼を目的に仙台まで自走したとのこと。

彼はこれまで何度か日本を訪れているが愛車で来たのは初めて。驚いたことは高速道路の通行料の高さだったという。韓国の高速道路は釜山~ソウル(約450km)で約2500円だが、ほぼ同じ距離の下関~加古川までは9940円(現金)と約4倍で確かに高額だ。大手レンタカー会社では外国人旅行者であっても貸出用のETCカードが利用できるが、自家用車だと現金払い以外は難しいのが難点である。

痛車に限った話で言えば、韓国から日本へ自走するというお知らせをSNS等で毎月2~3台ほどは目にする。反対に日本から韓国へ自走で向かう人はとても少ないが、韓国は日本から気軽にクルマで行ける唯一の外国でもある。片道12時間の船旅を楽しみつつ愛車での海外ドライブをもっと多くの人に体験してほしいと筆者は思っている。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    加藤ヒロト

    Hiroto Kato

    山口県下関市生まれ、横浜在住。慶應義塾大学環境情報学部に在学するかたわら、各自動車メディアにて「中国車研究家」として中国の自動車事情について「クルマ好き」の視点で多様な記事を執筆する。また、自費出版で中国モーターショーのレポート本「中国自動車ガイドブック」シリーズも手掛けている。愛車は1998年型トヨタ カレンと1985年型トヨタ カリーナED。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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