1980年代風『Gクラス』登場 メルセデス・ベンツから特別仕様車、460台限定 クラシックな外観に

公開 : 2025.04.17 06:45

メルセデス・ベンツはGクラスの特別仕様車『ストロンガー・ザン・ザ 1980s』を発表しました。1980年代の初代モデルを彷彿とさせるデザインで、クラシカルなカラーリングやアクセサリーが用意されています。

初代モデルの雰囲気を再現

メルセデス・ベンツは、1979年の初代モデルにインスパイアされたGクラスの特別仕様車『ストロンガー・ザン・ザ 1980s(STRONGER THAN THE 1980s)』を発表した。

直訳すると「1980年代よりもパワフル」となり、現行のG 450dまたはG 500をベースに、クラシカルな内外装やボディカラー、専用の装備品を採用している。世界460台の限定販売で、英国価格は15万2815ポンド(約2880万円)から。

メルセデス・ベンツ『Gクラス・ストロンガー・ザン・ザ 1980s』
メルセデス・ベンツ『Gクラス・ストロンガー・ザン・ザ 1980s』    メルセデス・ベンツ

エクステリアでは、現行型Gクラスで使用されている透明なボンネットインジケーター(ウィンカー)を、初代モデルと同じ琥珀色のユニットに交換し、クラシックな5本スポークのアルミホイールを装着する。

ボディは初代と同様の配色で、アガベグリーンまたはコロラドベージュの2種類から選択でき、フロントフェイシア、スカート、グリル周辺はナイトブラックとなる。

初代をフィーチャーしたデザインの「Schockl Proved」エンブレムがBピラーに装着され、リアエンドでは、メルセデス・ベンツのワードマークに1980年代と同じフォントを使用している。

ルーフラック、マッドフラップ、リアラダー、ヘッドライトメッシュは、標準モデルで設定されているオプションの『プロフェッショナル』シリーズから選ばれたものだ。

車内では、シートにダブグレーのチェック柄ファブリックが張られ、助手席側のグラブハンドルには「STRONGER THAN THE 1980s」という文字が刻まれている。また、センターコンソールには、全460台のうち何台目にあたるかを示すプレートが装着される。

パワートレインはベースとなるモデルと変わらない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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