新型フォルクスワーゲン・ティグアン(2) プラグインHVとマイルドHV UK編集部が徹底試乗

公開 : 2025.05.30 19:07

フォルクスワーゲンらしい合理的な仕上がり

3代目でも、多様なパワートレインに優れたシャシーで、成功を予感させるティグアン。特にマイルドHVのeTSIは、英国での主力になるだろう。正確な操縦性と落ち着いた走り味、不足ないパワフルさで、少なくない人を惹き付けるはず。

プラグインHVのe-ハイブリッド272は価格が上昇するものの、日常的にはバッテリーEVのように使える、電気だけでの航続距離が大きな魅力。電動化への過渡期のファミリーSUVとして、リスクの少ない1択といえる。どちらも実用性は間違いない。

フォルクスワーゲン・ティグアン(3代目/英国仕様)
フォルクスワーゲン・ティグアン(3代目/英国仕様)

内装や乗り心地、走りの楽しさなどは、もう少し磨けるかもしれない。ライバルモデルは少なくない。それでもブランドらしく合理的な仕上がりには、確かな訴求力がある。なんともフォルクスワーゲンらしい。

◯:広々として快適・利便性の高い車内 大きさを感じさせない姿勢制御や正確な操縦性 扱いやすい最新のインフォテインメント・システム
△:マイルドHVは郊外でやや物足りない プラグインHVの動的な磨き込み Rラインの乗り心地は今ひとつ 運転支援システムの介入が気になることも

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・ディスデイル

    James Disdale

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

新型フォルクスワーゲン・ティグアンの前後関係

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