V8の63を間接的に置換 W214 メルセデスAMG E 53(1) ガソリン不燃で100km走るV6 HV採用

公開 : 2025.06.25 19:05

特別なサルーンを実感するインテリア

インテリアは、独立したインフォテインメント用タッチモニターとメーター用モニターが載る、一般的なダッシュボードが標準。あるいは、ほぼ全面がモニターパネルになる、印象的なAMGスーパースクリーンも追加費用で選べる。

フロントシートは、人工レザーかマイクロファイバーで仕立てられる。モニターのグラフィックはAMG専用のデザインで、ブランドらしいディティールも随所に施され、特別なサルーンであることを実感する。

メルセデスAMG E 53 ハイブリッド 4マティック+ サルーン(英国仕様)
メルセデスAMG E 53 ハイブリッド 4マティック+ サルーン(英国仕様)

内装の全体的な品質は、Sクラスの水準へ迫る。ただし、センターコンソール部分のハードスイッチは、若干高級感を濁している。

駆動用バッテリーが載る都合で、荷室容量は通常のEクラスより170L狭い。サルーンで370L、ステーションワゴンではトノカバー下で460Lと、実用性へ響くといえる。

走りの印象は、W214 メルセデスAMG E 53(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 執筆

    ジェームス・ディスデイル

    James Disdale

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

W214 メルセデスAMG E 53の前後関係

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