ヴォグゾール・インシグニア2.0 CRDi 170

公開 : 2015.03.09 23:20  更新 : 2017.05.29 18:29

CO2排出量も114g/kmへと大幅に低減されており、ヴォグゾールはこれまでのCDTiユニット(163ps)とツインターボ・ディーゼル・ユニット(196ps)の両方の役目を、この新ユニットに譲る方針である。

■どんな感じ?

このユニットをヴォグゾールは ’ウイスパー(=ささやき)’ と命名したが、ややオーバーな表現な気がしなくもない。

確かに先代よりも静かかつスムーズではあるが、それでもアイドリング時にはディーゼルのガラガラ音は明確に耳に届く。

ただし一度走りだせば、ディーゼル音も息を潜め始める。この時の上品なマナーは、クラス屈指のレベルにあると言っていい。

更に素晴らしいのはトルク・バンドの広さ。わずか1000rpmあたりからたっぷりとしたトルクが流れ込み始め、そこからも2500rpmのピークまでとても頼りがいのあるダッシュをしてくれる。

1600kgのパッケージに対するパフォーマンスも特筆レベルにある。最高速度は224km/hに及び、0-100km/hタイムは9.0秒、130km/h前後をキープした巡航時の回転数はわずか2000rpm(6速時)に落ち着いているのだ。

17.7km/ℓを軽く超える燃料消費率も、この手のクルマとしては心からありがたい。今回はヨーロッパ内を丸1日かけたテストしたのだが、心身ともにすっかりとリラックスして走らせることができた。

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