【標的はM3!】ヒョンデ『アイオニック6 N』が満を持して登場 高性能スポーツセダン

公開 : 2025.06.17 06:45

ヒョンデのハイパフォーマンスラインナップ『N』の新たなモデル、『アイオニック6 N』がまもなく発表されます。デビューの場は、7月に英国で開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードになるとのこと。

ヒョンデが放つ『N』の新兵器

ヒョンデは、ハイパフォーマンスラインナップ『N』の新たなモデル『アイオニック6 N』を、7月のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで発表する予定だ。

デビューに先駆けて、大型のリアスポイラーと、コンセプトモデルの『RN22e』譲りのディフューザーを備えた予告画像が公開されている。

アイオニック6 Nのティザー
アイオニック6 Nのティザー    ヒョンデ

全貌は明らかになっていないものの、フロント周りのデザインは今年初めにアップデートされたアイオニック6の『Nライン』バージョンに似ている。ヒョンデによると、「空力性能を維持しながらも、より洗練されたシルエット」を実現したものになっているという。

ヒョンデのデザイン部門担当副社長、サイモン・ローズビー氏は、「大きなリアウィングが見どころの1つ。曲線形状によるリフトを低減するために必要でした」と語る。さらに、アイオニック5 Nよりもフェンダーをワイドにすることができたそうで、「ワイドボディはみんな大好きでしょう? アイオニック6 Nの低くてワイドなスタイリングは、純正とは思えないほどです」とのこと。

インテリアには、アイオニック5 N譲りの3スポークステアリングホイール(N専用ドライブモードボタン付き)や、よりホールド性を高めたフロントバケットシートを採用する見込みだ。

パワートレインは、650psを発揮するデュアルモーター方式の4WDシステムが搭載される可能性が高い。このパワーユニットは、トランスミッションを備える内燃エンジン車のような加速フィールを再現しており、擬似ギアチェンジを楽しめる。

アイオニック6 Nでは、さらに出力を高める可能性もある。0-100km/h加速はアイオニック5 Nと同等の3.4秒前後になると思われ、BMW M3などICEスポーツセダンに肉薄するパフォーマンスが期待される。

バッテリーはアイオニック5 Nと同じ84.0kWh仕様が有力候補であるが、空力性能が優れていることから、航続距離はアイオニック5 N(447km)を超え、約480kmに達する可能性が高い。

英国でのデリバリー開始は今冬が予定され、価格は7万ポンド弱(約1360万円)からとなる見込みだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    小河昭太

    Shota Ogo

    2002年横浜生まれ。都内の文系大学に通う現役大学生。幼いころから筋金入りのクルマ好きで、初の愛車は自らレストアしたアウトビアンキA112アバルトとアルファロメオ2000GTV。廃部になった自動車部を復活させようと絶賛奮闘中。自動車ライターを志していたところAUTOCAR編集部との出会いがあり、現在に至る。instagram:@h_r_boy_
  • 編集

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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