ハイドロ彷彿の快適さ 誕生 DS No8(2) シングルの好バランスな走り 孤高の電動エグゼクティブ

公開 : 2025.07.07 19:10

優れたコスパに一線を画すスタイリング

磨き込まれたフィーリングが、明らかな強みのNo8。グレートブリテン島の傷んだアスファルトをどう処理するのかは未知数だが、フランスでは印象的な快適性を披露した。弱点がないわけではないものの、魅力を大きく損なうほどではない。

ラグジュアリーモデルの既存ユーザーの心を動かすことは、簡単ではないかもしれない。しかしコストパフォーマンスに優れたNo8は、検討するのに充分な訴求力がある。周囲とは一線を画すスタイリングも、差別化を望む人には響くはず。

DS No8 エトワール・ハイレンジ(欧州仕様)
DS No8 エトワール・ハイレンジ(欧州仕様)

今までにない、電動エグゼクティブ・モデルが登場した。競合を出し抜くお値段で。

◯:個性的なスタイリング 運転しやすく洗練された動的マナー 優れた航続距離 予想しやすい操縦性
△:運転が楽しいとまではいえない プレミアムな雰囲気を僅かに濁すスイッチ類 後席と荷室の空間は、もう少し広くていい

DS No8 エトワール・ハイレンジ(欧州仕様)のスペック

英国価格:5万9225ポンド(約1155万円)
全長:4820mm
全幅:1900mm
全高:1580mm
最高速度:189km/h
0-100km/h加速:7.8秒
航続距離:749km
電費:7.7km/kWh
CO2排出量:−g/km
車両重量:2180kg
パワートレイン:永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:97.2kWh
急速充電能力:160kW(DC)
最高出力:280ps
最大トルク:35.0kg-m
ギアボックス:1速リダクション(前輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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