【プライベートドライビングクラブで非日常体験】ランボルギーニ大阪・神戸の顧客向けツアーに同行取材!1泊2日でオーナー気分

公開 : 2025.08.02 11:45

ランボルギーニの正規ディーラー『ランボルギーニ大阪・神戸』は、6月27~28日にオーナー向けイベント、『THE MAGARIGAWA CLUB × Lamborghini Super Trofeo』を開催しました。編集部ヒライの同行レポートです。

オーナーなら一度は観戦してみたいイベント

ランボルギーニの正規ディーラー『ランボルギーニ大阪・神戸』は、6月27~28日にオーナー向けイベント、『THE MAGARIGAWA CLUB × Lamborghini Super Trofeo』を開催した。

ランボルギーニ・ウラカンを使用したワンメイクレースであるスーパートロフェオは世界中で開催され、2025年のアジア・シリーズは4月4日からシドニーで行われたラウンド1を皮切りに、年間6ラウンド実施される。日本はラウンド3として富士スピードウェイで6月27~29日に行われた。

ランボルギーニ大阪・神戸がオーナー向けイベント、『THE MAGARIGAWA CLUB × Lamborghini Super Trofeo』を開催。
ランボルギーニ大阪・神戸がオーナー向けイベント、『THE MAGARIGAWA CLUB × Lamborghini Super Trofeo』を開催。
    神村聖

エントリーはアジア・パシフィック各地からあり、国際色豊かな雰囲気が特徴。例えばランボルギーニ大阪のマシンは、マカオの『SJMテオドール・レーシング』が使用し、ドライバーはマカオ国籍の2名とアイルランド国籍の1名で構成されている。

ランボルギーニ・オーナーなら一度は観戦してみたいイベントということで、ランボルギーニ大阪が顧客向けツアーを企画したというのが今回の趣旨。その内容は、実にランボルギーニらしい『非日常体験』と言えるものであった。

極上の滞在ができるアジア初プライベートドライビングクラブ

初日となる6月27日のスケジュールをご紹介しよう。

まずは午前中に関西から新幹線で品川駅へ。そこからはランボルギーニ大阪・神戸が用意したクルマで、千葉県南房総にあるアジア初のプライベートドライビングクラブ、『THE MAGARIGAWA CLUB』(以下、TMC)へと向かった。

ピットレーンに佇むランボルギーニ・レヴエルト(右)とウルスSE(左)。大阪・神戸から持ち込まれた。
ピットレーンに佇むランボルギーニ・レヴエルト(右)とウルスSE(左)。大阪・神戸から持ち込まれた。    神村聖

この8月で開業3周年となるTMCは、世界各地の有名コースのデザインを担当してきたティルケ・デザインがコース設計を行った本格派で、KANAYA RESORTSが運営する本格的なレストランやヴィラを併設するラグジュアリーリゾートでもある。他にもインフィニティプール、スパ、ジムなども備え、まさに極上の滞在ができる場所だ。

TMCに到着した参加者たちは施設を見学をしたのち、空調完備(!)のピットレーンへ集合。インストラクターの先導車に続く形で、大阪・神戸より持ち込まれたランボルギーニ・レヴエルトとウルスSEでコースイン! 1周3.5kmのアップダウンがあるコースを堪能したのである。

部屋でひと息ついて、夕暮れが近づいたところでレストランへ移動。金谷玉子で始まる、コースディナーがスタートした。房州金目鯛、南房総鱸といった海鮮や地元の夏野菜を使用したメニューは繊細さに溢れ、一品一品が味わい深いものだ。

途中、レストランから海の方へ沈む夕陽を眺めることができた。その後もしばらくは空が夕陽に染まったままで、まさにマジックアワーである。TMC周辺の景色は柔らかい光に包まれ、山の中ということもあり街の喧騒とは無縁。まるで時間がゆっくりと流れていくかのようで、参加者たちはしばし日常から離れることになった。

ディナー中、話題の中心となるのはやはりランボルギーニだ。それぞれの愛車、自宅ガレージ、イタリアの本社を訪れた時のことなど、話は尽きない。

新月から2日過ぎた細長い月が高くなり始めた頃にデザートを頂き、楽しい時間はあっという間に終了。その後はヴィラで、それぞれがゆったりと過ごしたのであった。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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