【剛性感と操縦性を向上】レクサスLCを一部改良、専用カラー&チューニングの限定車『ピナクル』も登場

公開 : 2025.07.24 13:30

レクサスのフラッグシップ・クーペ、LCが一部改良を受け8月4日に発売されます。また、同時にLC500のクーペとコンバーチブルそれぞれに100台ずつの特別仕様車『ピナクル』が登場、抽選販売されます。

レクサスLCを一部改良

レクサスは7月24日、フラッグシップ・2ドアクーペ / コンバーチブルの『LC500h』、『LC500』、『LC500コンバーチブル』の一部改良を実施、8月4日より発売する。

また、LC500とLC500コンバーチブルに特別仕様車『ピナクル(PINNACLE)』を設定し、各100台を抽選販売する。

レクサスLC500とLC500コンバーチブルに特別仕様車『ピナクル(PINNACLE)』を設定、それぞれ100台ずつの限定で抽選販売される。
レクサスLC500とLC500コンバーチブルに特別仕様車『ピナクル(PINNACLE)』を設定、それぞれ100台ずつの限定で抽選販売される。    レクサス

100台のうち50台は、オーナーを対象に先行抽選を実施、一般向けの抽選販売分の各50台は7月24日から8月7日までの期間に全国のレクサス店にて抽選申し込みを受付し、当選者には申し込んだ販売店から8月18日に連絡を行い商談を開始する。

LCは2012年デトロイトモーターショーで展示されたデザインスタディモデル『LF-LC』をベースに、レクサスがよりエモーショナルなブランドへと変革する象徴として、開発、デザイン、生産などのさまざまな常識や制約を打破する挑戦と、約5年の歳月を経て、2017年に発売されたフラッグシップ・クーペである。

今回の一部改良では、LCの開発コンセプトである『より鋭く、より優雅に』をさらに追求した。具体的にはドアのロック部と車体が噛み合う『ドアストライカー』の構造を変更して剛性感を高めた。これにより、優れた操縦安定性とドライバーのステアリング操作にクルマが素直に応える車両応答性を高次元で両立した。

改良新型レクサス『LC』の価格は、1410万円(LC500)から1538万円(LC500h Sパッケージ)、『LC500hコンバーチブル』は1555万円となる。

特別仕様車『ピナクル』

今回の一部改良に合わせてクーペ、コンバーチブル各100台で登場した特別仕様車『ピナクル(PINNACLE)』。『最高峰』、『頂上』を意味し、『LC500ピナクル』ではより鋭く意のままに走る楽しさを、『LC500コンバーチブル・ピナクル』ではより優雅で心地よい走りを追求した。

両車の共通アイテムである『一体成型フロントバンパーカナード』や『専用固定式リアウイング』により、高い空力性能と運動性能を確保する。

レクサスLC500ピナクル(ボディカラー:朧銀)。
レクサスLC500ピナクル(ボディカラー:朧銀)。    レクサス

クーペモデルの『LC500ピナクル』には、剛性に優れた構造の『リアアルミ中空サスペンションメンバー』を搭載してタイヤのグリップ力をより有効活用、ドライバーとクルマの一体感ある走りを実現した。

オープンモデルの『LC500コンバーチブル・ピナクル』では、初採用の『専用固定式リアウイング』により、オープン時の乗り心地や直進安定性、操縦安定性を一層高めた。

またそれぞれのモデルや各部品のわずかな個体差に合わせた寸法精度の作り込みや、手作業による最終調整といった専用チューニングを施すことにより、エンジンの伸び感のある滑らかな回転フィーリングや加減速時の応答性向上など、質感の高いドライブフィールを実現している。

価格は『レクサスLC500ピナクル』、『レクサスLC500コンバーチブル・ピナクル』両モデル共に1780万円となっている。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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