高級志向のコンパクト電動SUV 中国ジェイクー、新型『E5』欧州発売 約550万円から

公開 : 2025.08.18 18:45

奇瑞汽車傘下の高級車ブランド、ジェイクー(Jaecoo)が電動SUV『E5』の英国での販売を開始します。高級志向のデザインでありながら価格を抑え、欧州市場での存在感を高めたい狙いがあります。

航続距離は約400km

中国の自動車ブランドであるジェイクー(Jaecoo)は、新型電動SUV『E5』を英国で発売し、価格は2万7505ポンド(約550万円)からと発表した。納車は10月から開始される予定だ。

プジョーe-2008、ヒョンデコナ・エレクトリック、キアEV3などのライバルとなるモデルで、61.1kWhのリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーにより、1回の充電で400kmの走行が可能だ。

ジェイクーE5
ジェイクーE5    ジェイクー

DC接続で最大80kWの充電に対応し、27分で30~80%の充電が可能だ。また、V2L(Vehicle-to-Load)機能も搭載しており、車載バッテリーを外部機器の電源として使用することができる。

英国仕様のE5は、最高出力207psと最大トルク29.3kg-mを発揮する1基の電気モーターをフロントアクスルに搭載し、0-100km/h加速タイムは7.7秒とされる。

外観は、すでに発表されているガソリンエンジン仕様の『5』とほぼ同じだが、フロントグリルがほぼ完全に外され、代わりにフラットなパネルが装備されている。

インテリアでは、アップル・カープレイおよびアンドロイド・オート搭載の13.2インチの縦型インフォテインメント・タッチスクリーンと、5人分のシートが備わっている。

トランク容量は480Lで、後部座席を折りたたむと1180Lまで拡大する。

英国で『ピュア』と『ラグジュアリー』という2種類のグレードが用意される。前者は、6スピーカーのソニー製サウンドシステムと手動調整式シートを標準装備とする。

ラグジュアリーは3万505ポンド(約610万円)からで、8スピーカーのソニー製サウンドシステム、パノラミックサンルーフ、ヒーター&ベンチレーション付きのパワーシートが追加される。

また、7年間/16万kmのメーカー保証が付いている。

ジェイクーは奇瑞汽車(チェリー)が2023年に立ち上げた海外向けのブランドで、英国では今年初めに大型SUV『7』を発売した。7は比較的好調な売れ行きを見せており、コンパクトモデルの5とE5の導入により、販売にさらに弾みをつける狙いだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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