【カロッツェリア VREC-MS700D】5ヵ月使ってわかったデジタルミラー型ドライブレコーダーの実力

公開 : 2025.08.27 17:25

高解像度&高感度で確実な映像を記録する抜群の信頼性

そして『2カメラドライブレコーダー』としての能力について。フロントカメラ、リアカメラともに同スペックを持ち、370万画素センサーによってWQHD画質(解像度2560×1440)による映像記録が可能だ。

これは一般的なドライブレコーダーに使われている200万画素センサーのフルHD画質(解像度1920×1080)よりもワンランク上の解像度となり、車両のナンバープレートをはじめ周辺の状況を鮮明に記録できる。

記録映像の再生は本体ディスプレイでも行え、サムネイル画像からファイルを探せる。
記録映像の再生は本体ディスプレイでも行え、サムネイル画像からファイルを探せる。    浜先秀彰

しかも高感度に定評がある『STARVIS2』や、明暗差を自動補正する『HDR』などを備えたカロッツェリア独自の『ナイトサイト』機能を搭載。夜間やトンネル内でも明るく見やすい映像記録を行える。

実際の記録映像だが、さすがフルHDよりも解像度が高いWQHDだけあり、ビデオカメラのようなシャープさで画質は申し分ない。これならば拡大しても画像が荒れにくく、やや遠くにいるクルマのナンバーやドライバーの顔も判別できるだろう。

多くの車両でリアガラスは色付きのプライバシーガラスとなっているが、露出補正機能を使用すれば暗く映らないよう明るさ調整も可能だ。

夜間の映像はヘッドライトや街灯などの光があればクッキリとシャープで、他車のボディカラーまで確認ができるなど、色合いも再現されている。

対向車のヘッドライトや信号の光のにじみなども抑えられており、ハレーションなどもほとんど感じられず見やすい。

記録映像の再生は本体のディスプレイで行うか、マイクロSDを持ち帰ってパソコンでデータの読み出しをする。パソコンの場合には汎用の動画ソフトを用いる。

画質をはじめとしたドラレコとしての基本機能は標準レベル以上といえる満足度で、各種の機能設定もシンプルでわかりやすく、説明書を読まなくても誰もが操作できる優しさだ。

唯一不満に感じるのはパソコン向けの専用ビューワーソフトが用意されていないため、詳細な走行データ(GPS、Gセンサーに基づくもの)が見られないこと。ただし、この点についてはパソコンを使わないユーザーにとってはまったく問題にならないだろう。

全体的に高レベルでバランスが取れた1台。デジタルミラー型2カメラドライブレコーダーの購入を検討中というのならば、カロッツェリアVREC-MS700Dは自信を持ってオススメできる。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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