最新顔に上級インテリア プジョー2008 ハイブリッド(1) 小改良後のハードをチェック

公開 : 2025.09.22 19:05

大人でも充分快適に過ごせる後席

運転席周りは、プジョーがiコクピットと呼ぶレイアウトで、小径のステアリングホイールが膝元に伸び、メーター用モニターが高い位置にあるスタイル。慣れの問題もあるが、低速域では少し操舵しにくく感じる人はいらっしゃるだろう。

シートは調整域が広く、快適な姿勢を取りやすい。試乗車はGTグレードで、パワーシートでもあった。ただし、ステアリングホイールのリムに、メーター用モニターが掛かりがち。それを避けるには、座面を高く持ち上げることになる。

プジョー2008 ハイブリッド145 GT(英国仕様)
プジョー2008 ハイブリッド145 GT(英国仕様)

後席側は、座面がやや高いものの、大人でも充分快適に過ごせるはず。頭上にも膝前にも、空間にはゆとりがある。

走りの印象とスペックは、プジョー2008 ハイブリッド(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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