中国新興リープモーター 新型EV『B05』欧州導入 若者向けの都市型ハッチバック

公開 : 2025.09.11 17:25

リープモーターは新型EV『B05』をミュンヘン・モーターショーで公開しました。トレンドに敏感な欧州の若者をターゲットに、スポーティなデザインを採用。3万ポンド(約600万円)以下で販売される見込みです。

新世代のトレンドセッター?

ステランティス傘下の中国ブランドであるリープモーターは、新型の電動ハッチバック『B05』を来年初頭に欧州へ投入すると発表した。

新型B05は、都市型EV『T03』とクロスオーバー『B10』の中間に位置する。実質的にB10のローダウン版で、より手頃な価格設定となる。全長4430mm、全高1520mm、全幅1880mmで、リープモーターは「同セグメントで最も広い」としている。

ミュンヘン・モーターショーで公開されたリープモーターB05
ミュンヘン・モーターショーで公開されたリープモーターB05    AUTOCAR

B05は「スポーティなハッチバック」で、「新世代のアーバン・トレンドセッター」として設計されたという。

デザインとしては、フレームレスドアや19インチの「スウィフトウィング」ホイールなどを特徴とする。

リープモーターのツァオ・リー副社長は以前、B05は世界中の若者への「贈り物」だと語り、「現状に妥協せず、平凡に流されない若者たちのための夢のクルマを創りたい」としていた。

B05の詳細はまだ公表されていないが、B10と同様の仕様となる可能性が高い。

『リープ3.5』と呼ばれるプラットフォームを採用したB10は、56.2kWhまたは67.1kWhのバッテリーを搭載し、最大約420kmの航続距離を実現。フロントに最高出力218psの電気モーターを配置している。

B05でもこれと同等の性能を実現すると思われ、欧州の人気車種であるID.3、MG 4 EV、BYDドルフィンルノーメガーヌなどと直接競合することになるだろう。

インテリアはB10とほぼ同一のデザインとなる見込みだ。デジタル機能を重視したミニマルなコックピットを採用し、14.6インチのタッチスクリーンと8.8インチのインストゥルメント・ディスプレイを備える。

価格は未発表だが、上位モデルの『C10』が英国で3万2750ポンド(約650万円)から販売されていることから、B10は3万ポンド(約600万円)弱、B05は約2万7000ポンド(約540万円)からと予想される。

リープモーターは2027年までに英国で6車種を展開する予定で、B05は4番目となる。来年には、小型クロスオーバー『A10』と、約2万ポンド(約320万円)のハッチバック『A05』が続く。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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